製麺業を営む家庭に生まれ育ったヌードルライター・山田祐一郎が綴る日々の実食レポートです。
「1日1麺」をモットーに、ラーメンやうどんなど幅広い麺々をご紹介しています。
福岡を中心に、九州各地、稀に九州外の一杯も登場!?
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『元祖 ぴかいち』



昨日は取材day。

飲食店を数件回るも、今回のテーマは“手土産”。
ということで、その場で食べることもなく、
「ご自宅でどうぞ」とお土産をもらい帰宅。

うち一件の「稚加榮」さんからは、
一人では食べきれないほどの粒だしメンタイ、
和牛の肉まんを頂く。

粒出しは店舗で食べたことがあるものの
(ちなみに、大好物デス)、
こちらの肉まんを食すのは初めて。
帰ってすぐに食べたのですが、
激ウマ!!
あんの上品な味付け、和牛の旨味、
一瞬でノックアウトしましたw
これはまた是非食べたいデス。

おっと、こちらは麺ブログでした。

気を取り直して?麺のお話。
この肉まんに感化されたのか、
夕飯時に胃袋が美味いものを求めて騒ぎだす。
なんか通じるものを感じ、
脳裏に浮かんだお店が『元祖 ぴかいち』。
そして今回紹介する一品は“皿うどん”デス。

以前は渡辺通りに店を構えていたそうで、
今は博多駅前(博多全日空ホテルの裏手)に場所を移し、
変わらぬ人気ぶりを発揮しております。
昼間12〜13時は行列必至です。
並ぶのがイヤな方は上記の時間帯は回避しましょう。

▼こちらが皿うどーーん


ニンニクの挑発的な香りがふわりと漂い、
早くもうちは料理に首ったけw


▼店主のこだわり


見てのとおり、「季節の野菜をたっぷり使う」。
これが大将のこだわり。
個人的な感想ですが、
春に出される菜の花入りが一番好みです☆


▼上からのビュー


エビやイカ、ホタテなど、魚介も豊富でござる。
口に運ぶと同時に、思わず膝を打つ。
実に美味い。
野菜と魚介の旨味がしっかりと凝縮され、
極上の味わいに仕上がっております♪
味付けは、比較的あっさり。
ただし後味はしっかり、といったところでしょうか。
この適度なあっさり具合が、
また食べたいという衝動に昇華するのデス。

▼んで、これが麺


麺は同店で出されているチャンポン麺と同様、
生麺を使っています。
この麺の甘美なモッチリ感!
これだよ、これ。
この一杯が食べたかったんだ!
と心で叫びながら、
あっという間に平らげる。
彩りを失った皿も、なんだか誇らしげです。

そして、▼がうちのもう一つの楽しみ。



自家製の辛子高菜。
この味付けが非常に好みなのですヨ。
これをご飯にのっけて、
皿うどんと一緒にがっつく。

まさに、至福のひと時デスw



さて、この日の麺食いはココで終わらず。
続きはまた。


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『元祖 ぴかいち』
住所/福岡市博多区博多駅前3-9-5 チサンマンション博多1F
TEL/092-441-3611
営業時間/11:00〜21:00
休/日曜
『台湾食堂』



今日は午後から打ち合せなどで出ずっ張り。
ちょっと早めに出発して、
ランチを天神界隈で食べることにしました☆

たまにはさっぱりした麺料理もいいな、と
久しぶりに足を運んだのが『台湾食堂』。
そういえば夏にTVで取り上げられてたっけ。

こちらでは、本場・台湾の家庭料理が楽しめマス。

▼本日のランチはコチラ



以前来た時も、
焼飯お替わり1回OKという文言に魅かれ、
迷わずAランチを頼んだっけ。
人って簡単には変われないものデス。
はい、今日もAランチw
tansuikabutudarakedayo,samosan...

麺は日替りなようで、
本日は担々麺とスーラー麺から選べました。
以前もスーラー麺を食べたんですが、
これが実に美味かった!
いろんなメニューを食べなきゃ、と
最近はもっぱら新規開拓に励んでましたが、
たまには“安牌”もありですよね?


▼じゃらーん。これがスーラー麺


どうです?
もりっと野菜がのってて、
見た目も華やかっしょ。

この野菜をかき分け、
麺をたぐり寄せ、
一気に食べる、食べる、食べる。
うーん、この酸味がたまらんデス☆
ベースとなっている鶏ガラスープのクオリティの高さも、
十二分に舌に伝わってきますw

もっちりした麺と、
野菜のしゃっきり感が奏でる食感のハーモニー、
これも特筆すべき点でござる。

茶碗によそわれた焼きめしを、
当然のごとくお替わりし、
ラストスパート。

ものの15分ほどで、
目の前のお皿は空っぽ。
あー、食べたあ。

ビーフンもイケるという噂を聞いたので、
今度はビーフン、食べてみやす。




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『台湾食堂』
住所/福岡市中央区天神3-6-10 天神Kビル2F
電話/092-761-2191
休/日曜
営業/11:00?14:00、17:30?22:30
『うどん 吉』



どうしてもカレーが食べたい。

香辛料が生み出すスパイシーな刺激、
そして食欲をかきたてると香り。
今や日本の国民食ともいえるカレーは、
無性に食べたくなる料理の代名詞と言えるでしょう。
ちなみに我が家では小学校〜高校まで、
毎週土曜日はカレー曜日でしたw

さて、このカレー。
とりわけ自分に関して言えば、
今でも週に一度は、
上記の“食べたい!”衝動に駆られるメニュー。

先日のこと。
15:00という中途半端な時刻にこの衝動に駆られ、
カレー屋を探すも、どこのお店も休憩中。。。
そして苦しんだ挙げ句、閃いたのが、
「カレーがダメなら、カレーうどんがあるじゃん!」。

まさに青天の霹靂。

よくぞ思いついた、オレ!!
(相変わらず大袈裟&おバカでスミマセンw)


さっそく最寄りのうどん店に駆け込む。
そのお店が今回の舞台『うどん 吉』。
地下鉄空港線の藤崎駅からほど近いこちら。
母校の大学から近いものの、
在学中には一度も来たことが無かったのです。

さてお店に入ると、
壁に「手打ちうどん」というフレーズが。
入口近くには、我が家で見慣れた製麺機が
デーンと置かれていました。
機械を目にして、
なんだかお味の方にも期待が膨らむ☆

メニューを見れば、丼ものやおにぎりといった、
ご飯ものを組み合わせたセットメニューが豊富。
なんと、中にはド本命の“カレー”と、
素うどん(ミニ)のセットもありました。
・・・が、気分はすっかりカレーうどん!
うどん屋のかしわ飯にも背中を押され、
カレーうどん+かしわおにぎりセットを注文しました♪

▼こちらがカレーうどん


カレーのルーは辛さを押さえたまろやかな味わい。
そして、その丸みのあるルーを受け止めるのが、
上品な昆布の存在を感じるすめ。
※博多では汁のことを“すめ”と言います
きっと素うどんで食べても美味いことでしょう。
カレーを切望していたことを抜きにしても、
いやー、うまい!

そして、麺。
けっこう細めに部類されると思いマス。
カレーうどんということで、
スープがドロッとしているからでしょうか?
こちらは箸で持ち上げると
たまに切れてしまう(ちょっと柔らかめ?)ものの、
麺自体の食感はもっちりしていてGood。
ざるで食べたら引き立ちそうな麺だな、
というのが拙者の感想でござる。

カレーうどん自体、
実に久しぶりに食べたのですが、
美味いですなあ。
Myブーム到来の兆しを感じつつ、
お店を後にしたのでしたw



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『うどん 吉』
住所/福岡市早良区高取2-18-16
営業/11:00〜20:00
定休/日曜
『ラーメン 基峰』



昨日、打ち合せへの移動途中で、
パチンコ店の中にある人気ラーメン店へ行ってきました!

“パチンコ店の中”というキーワードで、
もうお気づきのラーメンフリークの方も多いのでは?

今回訪れたのは『ラーメン 基峰』さん。
笹丘のパチンコ店内にあるのですが、
パチンコ客以外も足を運んでいます。


▼これがラーメン 480円


トンコツというより、トンコツ醤油の部類に入ると思われる
見た目が茶色いこのスープ。
ふわりと立ちのぼる湯気からは、
トンコツの臭みはほとんど感じ取れません。

さっそくスープをレンゲにとり、啜る。
おーー、このガツンとくる濃い味わい。
初めてここで食べたラーメンの記憶を、
一発で呼び戻してくれました。

この甘く、濃く、後を引く感覚。
これだよ、これ!
あっという間に“基峰ワールド”にどっぷり。
この甘さがクセになるんですよね〜w
野菜や醤油で引き出しているのだと思うのですが、
実にお見事。

おっと、そうこうしてる間に麺がのびてしまう。
ココで奥深いコクが余韻を残すスープから、

麺の方へシフトチェンジ。
細麺と呼ぶにはやや太めかな。
加水率は低めなので、
麺がしっかりとスープの旨味を吸い上げておりマスw
湯で加減は申し分なし。
なんでもこちらの麺は、
ご主人の実家が営む製麺所のものだそう。
このスープとの相性の良さ、
流石ですナ。
いろんな意味で参考になります。


その後の打ち合せで、
やや暗雲が立ちこめるも、
「人事を尽くして天命を待つ」。
やれることを全力でやっていくのみ。
あとは天まかせですな。


もしダメならやけ食いだ 笑
まずは天神でラーメン食って、それから・・・




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『ラーメン 基峰』
住所 福岡市中央区笹丘1-12-23
TEL 092-761-3950
営業 12:00〜20:30

JUGEMテーマ:ラーメン
『ORTO CAFE』



今日はカフェ'sパスタをご紹介します。

薬院六ツ角そばに店を構える『ORTO CAFE』。
店内に入ると、
右手が窓に面した見晴らしの良いカウンター、
左手はゆっくり食事ができそうなテーブル席。
奥には、オリジナルのパンやスイーツを販売する
“カッセス”という店を併設しています。

来店は14:40ごろ。
カウンターではのんびり読書を楽しむ女性、
テーブルでビール片手に談笑するグループ、
お子様連れのママさんたちなど、
思い思いにそれぞれの時間を過ごしていました。

さて、店名の「ORTO」ですが、
イタリア語で“菜園”の意。
こちらでは野菜を中心に据えた、
ヘルシーなメニューが揃うのです。

ランチメニューですが、
なんと言っても目を引くのが“550円”の日替りパスタ。
サラダやドリンク、デザートなどは、
オプションとして各+160円での追加になるのですが、
それでも他のカフェ等と比べて安い!?

日替りパスタはトマト、オイル、クリームの3種。
どれも食欲をそそる季節の野菜が使われていて、
思わず迷ってしまいましたヨ。

結局、サツマイモとブロッコリーのクリームに決定☆

▼コチラがそのパスタ



サツマイモを使ったクリームソースは初体験デス。
さっそく運ばれてきたパスタにフォークを投入。



味付けは思っていたよりもあっさり。
クリームソースなので濃厚なのかな?と思っていましたが、
見事に予想を裏切られました。

しかしながら、
これもメインの野菜の味わいを際立たせるための
配慮でしょう。
サツマイモのほんのりとした甘みが、
ふわ〜っとクリームソースに絡み、
ホッとするやさしい味わいに。
ブロッコリーとの相性も抜群です。

また、サツマイモのシャッキリ感も、
良いアクセントになっていたと思いマスw


次はどんな創作パスタが食べられるんだろうナア。
“日替り”という一期一会の響きに、
今日も胸躍らせるのでしたw

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『ORTO CAFE』
住所/福岡市中央区警固1-1-7-2F
電話/092-739-3393
営業時間/11:00〜24:00(ランチは〜15:00)
定休日/なし
『一楽ラーメン』



先日の『川端どさんこ』訪問ですっかりMy味噌ブーム到来w

日清カップヌードルCMでは、
MISOユニバースに選ばれた香里奈さんが「味噌みたい!」
と発言するなど、
今、巷でも“味噌ラーメン”がアツい!!!

・・・アツいかどうかは置いといて、
久々に行ってきました『一楽ラーメン』。

こちらは創業30年を越える老舗店。
はじめは通常のラーメンばかりを食べていました。
(ちなみに味わいは美味也。
また次回来店の際はご紹介致します)

がしかし、

ある寒い日に“みそラーメン”を注文してからというもの、
すっかりその魅力にハマってしまい、
今ではたまに普通のラーメンを食べるという風に、
ポジションが入れ替わってしまいましたw

▼これがそのみそラーメン


なぜ、自分がココのみそらーめんに魅かれたのか?
その最たる理由はベースがトンコツだからでしょう。
こちらのみそラーメンは、
通常のラーメンにも使っているトンコツスープに、
赤、白、すり味噌の3種をブレンドしたものを加えて完成。
そう、基本はあくまでトンコツラーメンなのです。
濃さは比較的あっさり。
味噌とトンコツの甘みにより、
マイルドに仕上がっております。
是非モノでご飯系をお供に添えたいところです。



見ての通り、シルエットは山型。
このボリューミーなところも気に入っている点デスw
もやし、タマネギ、にんじんから出る野菜のうま味が、
スープの味わいを奥深いものに仕上げています。

これはみそラーメンですが、
さらに肉っ気をご所望の方は、
みそチャーシューをオーダーくだされ☆

さて、麺ですが、
ちぢれ麺ではございません。
上記の「あくまでトンコツラーメン理論」からすると、
さもありなん、といったところでしょうか。
気持ち太めの細麺でござる。
しかしながら、この細さ故に、
もやしなど野菜のシャッキリ感がさらに
引き立っている印象を受けました。

あっという間にスープも飲み干し、
今日も完食。
野菜も食べれるし、ヘルシー、ヘルシー?

さてさて、『川端どさんこ』から続く味噌ラーメン紀行。
次回は『すみれ』でお会いしましょう♪


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『一楽ラーメン』
住所/福岡市東区箱崎7-4-2
電話/092−651−3339
営業時間/11:30〜22:30
定休日/水曜
『龍の家 ワンダーシティ店』



先日、熊本へ出掛けた時のこと。

熊本といえば、熊本ラーメンでも有名デス。
『桂花』、『黒亭』、『こむらさき』etc...
あたりが人気店でしょうか。

と、本来なら熊本ラーメンを紹介という流れなのですが、
この日は連れの流れで『龍の家』さんに来店。

いやー、めっちゃ空腹で、
その上、いい場所にあったんですヨ、店が。
市内までガマンできませんでしたw
まんまと吸い込まれるように店内へ☆

ちなみに、この『龍の家』さん。
久留米に本店を構え、
最近、東京にも進出したのデス。

さて、注文したのが「とんこつこく味」。


どうです!?クリーミーそうでしょ?
こちらでは、豚の頭と水のみで作る臭みがないスープがウリ☆
丁寧なアク取りを繰り返すこと約20時間。
完成したのが、この白濁スープなのデス!

この“こく味”では、
・ニンニクと焦がしタマネギをベースにした香味油
・数種の味噌をブレンドした自家製辛味噌
・背油
が通常のラーメンに加えられています。
ベースのラーメンがしっかり作られているのでしょう。
全然クドさがなく、コクと旨味だけがさらに引き立った、
という印象を受けました。

さて気になるのは、、、
やはり麺っす!!

ココでは細麺が採用されており、
ハリガネからバリやわまで、細かく固さが調整できます。
加水率は低め。
あくまで麺との絡みを優先させている模様。
自分はディフォルトでオーダーしたのですが、
丁度良いバランスでした。

とろとろのチャーシューも美味く、
総合的に大満足☆

女性用に髪留めが置かれるなど、
細かなサービスも気持ち良いですナア。
女性を意識した店作り、
この意識がいろんな部分に垣間見えました。


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『龍の家 ワンダーシティ店』
住所/熊本県熊本市九品寺6-9-40
TEL/096-366-9933
営業/11:00〜翌2:00、ランチは11:00〜15:00
『川端どさんこ』



夜になるとけっこう冷え込みますね〜
冬の存在感が伝わってきだすと、
食べたくなるのは温かい料理。

今日ご紹介するラーメンは、
自分が勝手に温かそうな料理という幻想を抱いている
“味噌ラーメン”でござる。

中洲川端界隈で取材を終え、。
ちょっと遅めの昼食をとろうと、
中洲川端商店街のアーケードへ。
テクテクと歩いてゆくと、
見えてきましたよ、本日の目的地が。
その名は、『川端どさんこ』。

昼どき(特に週末)は、
店の外に行列がずら〜り。
そう、ココは人気店なのですよ。

今日も14時くらいだったにもかかわらず、
店内の食事待ち用の長椅子が埋まる盛況ぶり。
待つこと約10分。
やっとのことでカウンターに座れました。
ちなみにこちらのスタッフさん、
とっても元気です。
「いらっしゃいませー」の声に、
たまにびくっとなっちまいやす。。。

予定通り、迷わず「みそラーメン」をオーダー。

▼これがみそラーメンっす



パッと目に付く、たっぷりチャーシューが食欲をそそりやすw
いざ、スープをレンゲですくい、口元へ。
こちらのスープは脂っこい見た目と違って、
意外とすっきり味。
味噌は2種をブレンドしているそうデス。
味噌の甘い香りを帯びた湯気が鼻孔を刺激します。
醤油ラーメンも美味しいという話を聞いたことがありますが、
ベースとなっている出汁が、
きっと美味しいのでしょうナア。
もちろん、みそラーメンも美味しく頂けましたヨw

麺は、味噌ラーメンの王道・太めのちぢれタイプ。
スープとのの絡みが良いのは、言うに及ばず。
シコシコ感を楽しみつつ、
グイグイと箸を進めました。

途中で「このスープでご飯食いてー」と本能が騒ぎだし、
ご飯を追加注文。
うーむ、ご飯との相性も申し分なし。

ん、味噌ラーメンといえば・・・
無性に『一楽ラーメン』の味噌が食べたくなったぞ〜
次回の味噌ラーメンは、一楽で決定w

毎度のことながら、
節操がなくてスミマセ〜ン


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『川端どさんこ』
住所/福岡県福岡市博多区上川端町4-229
TEL/092-271-5255
営業時間/11:15〜19:55
『一風堂 大名本店』



昨日のお昼すぎ。
出掛けてきましたよ、『一風堂 大名本店』。

目的は、、、そう!
原点の日”にあたる10月16、17日の
二日間限定で食べられる、
創業当時提供されていたラーメンなのダ。

>詳しくはコチラ


なんだかんだでお店に到着したのは、
14時30分ごろ。

お店の外にはTV局のディレクターさんや、
カメラマンさんが待機。
このあと収録(取材?)が行われる様子。
河原社長もラーメンを作ったり、
そして打ち合せをしたり、
なんだか慌ただしい様子でした。

カウンターに通されて、
メニューをチラリ。


この二日間だけは、
白丸や赤丸といったレギュラーメニューはなく、
博多ラーメンだけにしぼって提供されている模様。

さっそくお目当てのラーメンを、
くりしんさんのアドバイス通り、
“バリカタ”で注文しました。

▼こちらが運ばれてきた博多ラーメン。


無論、煮卵入りで注文しまシタw

スープは、すごくマイルドで、
人懐っこい味わい、といった印象でしょうか。

1985年当時に提供されていたこの一杯が進化を重ねて、
今のラーメンになっているんだあと思うと、
実に感慨深い。



一杯目の麺を平らげた頃に、
タイミングよく替え玉が投入されました。
麺は、バリカタで正解。



粉っぽさはほとんどなく、
ツルツル〜っと一気に2杯目も食べ終える。

ここで一つの葛藤が。

なんと河原社長が各テーブルを回って、
ニンニクなどのトッピングをサービスされているではないか!?

麺を食べ終えてしまい、
スープもほぼ空っぽの拙者のところには来るはずもない。
う、う、う、あちらも試してみたい。。。
「もう一杯いけるのかい?」と胃袋との相談するも、
その後の予定も考え、断念。
残念。

ちなみに、麺を食らっている拙者の後ろ姿は、
ジャスティートさんの日記で見られます。
白×黒のボーダーシャツを着ていマス☆

食べられていない方、
ぜひこの機会に、“原石”を味わってみてくだされ〜


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『一風堂 大名本店』
住所/福岡市中央区大名1-13-14
電話/092-771-0880
営業時間/ 11:00?翌2:00
『チャンポンの店 松露』




天気が良いと遠出したくなる。
そこに美味いものがあればなおさらそう感じる。

ということで、
久しぶりにやってきました『チャンポンの店 松露』さん。

親父がチャンポン麺の研究をしていた時に、
「ココの麺は参考になるから」と、
よく視察(という名の食い道楽)に来てたもんです。
当時は中、高校生くらいだったので、
ただ“美味い”という記憶だけが残っていました。

それから数年経ったある日のこと。
たまたまドライブの途中で『松露』に寄ることに。
朧げな記憶をたぐり寄せ、
あの美味かったチャンポンを注文。
口に運んだ瞬間、
モノクロの記憶がカラーに彩られるかのように、
親父と食べたチャンポンの味が蘇ってきました。

それからというもの、何か機会を見つけては、
定期的に通うように。



その日は到着したのが15時頃。
客足が途切れない人気ぶりは今も変わらず。
駐車場には車がいっぱい並んでいました。

▼外観はこんな感じ。


知らないとまず入らない(失敬!)面構えです。
もはや貫禄すら感じられますナ。


▼実はカレーも美味也



もちろん、迷わずチャンポンに狙いを定める。
食券制なのでボタンをポチリ。
ついつい米も食べたく定食に変更しましたw
へっへっへ〜

▼チャンポン定食



豚骨でとった美しい白濁スープが
こちらのトレードマーク。
まろやかな口当たりのスープは、
実にあっさりです。
塩で味を整えているようで、
濃い方が好みの場合、卓上の塩で調整下さい、とのこと。
自分はこのままでも充分に美味しく頂けました☆



野菜、豚肉のうまみを存分に吸ったスープは、
実に後引く味わいです。
ちなみにスープは飲み干しちゃいましたw

▼そして一番の特徴とも言える麺


かなり細いんデス。
ラーメンでいう細麺寄りの中太麺をイメージして下さい。
通常のチャンポン麺の半分くらいの太さ。
加水率はやや高めかな。
ブツっと切れるのではなく、一度歯の圧力を受け止めて、
プッツリと心地よい食感を残して切れていきます。
芯が残っていて、
パスタでいうアルデンテを思わせる弾力感でござる。
大盛りの野菜や厚めにカットされた豚肉のインパクトにも、
全然負けてないんですよ、驚くことに。

この魅惑の麺をもっと啜りたいアナタに
ここで耳寄りなお知らせを一つ。
な・な・なんと! たった+100円で、
麺が二倍入った“大盛り”が食べられます!!
しこたまお腹減らしてお出掛けくだされ。

さてさて、具を全て食べ終え、
丼にはスープだけが寂しそうに残っている。
表面の脂が光を受けて輝く様は、
さながら真珠のよう。
ラーメンなら迷わず替え玉でしょうが、
あいにく、これはチャンポン。
替え玉は断念し、
愛でるようにスープを飲み干しました。

帰り道、検問中の警察にドキッとさせられながらも、
宗像までの道のりをのんびり走りましたとさ。

おしまい。




え? 遠出がしたくなるって言ってたわりには、
岡垣は近すぎるじゃないかって?

・・・実はドライブがてら裏道(国道495号)を通りつつ、
北九州のみんず(←漢字でない)ラーメンに向ってたんですが、
お腹減りすぎちゃって、、ね。
まあ、予定は未定ってことでw


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『チャンポンの店 松露 (しょうろ)』
住所/遠賀郡岡垣町吉木2124-1
電話/093-282-7211
休み/火曜
営業/10:30〜17:00
   ※土・日曜、祝日は〜19:00







〜今日の麺コラム vol.10〜
小出しに“麺”にまつわるエトセトラを紹介してゆきます。
今回は、チャンポンに関連した話題でも。

チャンポンを考案したと言われている「四海楼」をはじめ、
中華街でも幾多の店で味わえる「長崎チャンポン」。
おそらくチャンポンといえば、
こちらをイメージする人が多いことでしょう。

しかしながら、このチャンポン。
長崎県内でもいくつかの呼び名があるのです。

まずは、チャンポン店が立ち並び、
“天草ちゃんぽん街道”と名付けられた国道沿いが
注目を集めている「天草ちゃんぽん」。

専門店はもちろん、寿司屋、居酒屋、洋食屋など
約1km四方にある20店近くの店で提供。
雲仙市・小浜温泉で親しまれている「小浜ちゃんぽん」。

長崎以外のチャンポンも紹介しましょう。
人口4万人の愛媛県・八幡浜市には、
40店以上のチャンポン店が存在。
町おこしの一つとして、
2007年に「八幡浜ちゃんぽん」が誕生しています。

そして、我が町・福岡県でも、
北九州戸畑区の蒸し麺を使った「戸畑チャンポン」、
こちらが名物なのです。

チャンポンにも、ご当地ブーム、
どんどん広がっていけばおもしろいですね!


※こちらのコラムはあくまで個人で調べた範囲のものです。
 誤りなどがありましたら、是非、ご指摘ください!
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