製麺業を営む家庭に生まれ育ったヌードルライター・山田祐一郎が綴る日々の実食レポートです。
「1日1麺」をモットーに、ラーメンやうどんなど幅広い麺々をご紹介しています。
福岡を中心に、九州各地、稀に九州外の一杯も登場!?
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2007年12月の美味しかったで賞
どうも、“稀代の炭水カブラー”ことSAMOデス。

勝手に、気ままに、
ベスト5を選んでみるこちらのコーナー。

今回は、2007年を締めくくる12月の受賞式。
ランキング形式(1位、2位、… )は好きではないので、
あくまで、SAMO好みの5杯、という位置づけデス。

12月は怠惰なワタクシの更新ぶりの結果、
全10軒のみのノミネート。。。
ということで今回はベスト3に致します。
来月はがんばります!!

では、さっそくどうぞ〜



『中華四川料理 武遊』

ここの汁無しが大好きだ、嗚呼、大好きだ。



『らるきい』

定期的に恋しくなる、おいらの定番w



『梅蘭』

横浜に行ったら、絶対食うべし、べし!



いかがだったでしょうか?

2008年も食べまくりまする☆

再見!
『黒田屋』


今日も明日も明後日も、
麺許皆伝を目指し東へ西へ。

今回は編プロ時代から通っている、
大好きな一軒をご紹介致します。

鈴木商店前の通りをさらに六本松方面に歩いていくと、
左手に見えてくるのが、今回の舞台『黒田屋』です。



定石を踏むならば、
看板メニュー・ちゃんぽんをオーダーすべきなのですが、
ぜひ一度は注文してほしい一品こそ、皿うどんなのです。

何が良いって、
これほどバランスがとれた皿うどん、
滅多とお目にかかれないのではないでしょうか?

まず、スープをたっぷり吸い込んだ麺が美味。
そして、ワンコイン(500円♪)。
具もたっぷりでボリューム満点。
見事な三拍子です。


全体的にメニューはリーズナブル。
それを知ってか、美味いと聞きつけてか、
いつ行っても客足が途絶えない盛況ぶりなのです。

14時くらいの来店だったのですが、
やはりお客さんが8割くらい座っていましたw

▼ やってきました皿うどんさま


さあ、甘美な麺の世界に浸るべし。

まずは麺を口に運ぶ。
染み込んだ魚介、肉、野菜の旨味が瞬く間に口の中にジュワーッ。
汁気たっぷりなのがこちらの持ち味です。



具を適度に麺と絡ませ、
グイグイと食べ進めていきましょう。

炭水カブラーのワタクシは、
大抵、おにぎりをオーダーします。
ココのかしわおにぎりは売り切れご免の人気ぶり。
カウンターに並んでいたら、
腹が減ってなくても、迷わずゲットしましょうw

次回はちゃんぽんかな。
と思いながら、
毎度、この皿うどんに心奪われるSAMOなのでした。。

今日もごちそうさまでした!

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『黒田屋』
住所/福岡市中央区赤坂1-3-14
電話/092-733-9449
時間/11〜21
定休/日曜

『麺酒房 たもん』



今日も明日も明後日も、
麺許皆伝を目指し東へ西へ。

先日、くりしんさんと取材で、久留米に出掛けました。
地鶏についての話を伺うべく、
久留米市内の北野町で先方さんと落ち合うことに。

けっこう早く目的地についたので、
昼食をとろうと立ち寄ったのが、
今回の舞台『麺酒房たもん』です。



表に書かれた手打ちの文字。
どんな麺が出てくるか楽しみだw

この日はぶっかけうどんのセットを注文しました。
唐揚げも人気だそうで、
後ろ髪ひかれつつも、今回はガマン。

▼ やってきたうどんさま


まずはしっかり混ぜましょう。
準備万端、さっそく麺を。

うどんは細麺の部類に入ります。
ちゅるちゅると口に滑り込んでくる麺ですが、
なかなかの出来映え。
もっちりとした歯ごたえがしっかりと伝わってきます。
喉越しも良い感じでござる。
ダシの方もいけますなあ。



今度は唐揚げが付いたうどん定食を食べよっと。

店を出ると、
ん? 店舗の向いで地鶏の唐揚げを販売しているではないか。

取材後、お土産に買って帰ったのは、
言うまでも無いですナw

今日もごちそうさまでした☆

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『麺酒房たもん』
住所/久留米市北野町高良1369-3
電話/0942-78-0067
休み/水曜日
時間/11:00〜14:00、18:00〜23:00
『梅蘭』


今日も明日も明後日も、
麺許皆伝を目指し東へ西へ。

喜楽に続いて、
東京・横浜観光での想い出の一品を紹介させて頂きマス。

ラーメンを筆頭に

中華が大好きなワタクシ。

中華街にも無論出掛けて参りました♪



長崎の中華街には何度も行ったことあるんですが、

さっすが横浜、規模が違うw

ほんとにたくさんのお店がありました!


その中で白羽の矢を立てたのが『梅蘭』です。

なんでもすっごく美味しい“焼そば”があるとか。



訪れたのは11:45頃だったかな。
正午の少し前だったと記憶しています。
店先にお客さんが数名待っていたのですが、

1人で行ったことが功を奏し、難なく店に入れました。


さっそくその焼そばを注文。


運ばれてきたのは、なんともシンプル(地味?)な一品。


表面の麺の部分をカリッと焼いたこの焼きそば。
パッと見はお好み焼きを裏っ返したような感じです。

しか〜し、人気の秘密は中にアリ!!




表面の麺をかき分けながら
箸を中に進めると、
トロトロのあんと一緒に豚肉や野菜がたっぷりあるのだ!


これがめちゃんこ美味かった☆
まさにカリカリ・フワフワ・トロ〜リの三位一体。
あんの美味さにすっかり魅了されてしまいましたw

味付けはそんなにこってりではなかったので、

ボリューム満点ながら、

さっくりと完食できましたよ☆



福岡にあれば通うのになあ、

ほんとにそう思います。



あー、また食べたい!!


『梅蘭』


住所/神奈川県横浜市中区山下町133-10

TEL/045-651-6695



『長浜将軍 長浜本店』


今日も明日も明後日も、
麺許皆伝を目指し東へ西へ。


博多のラーメンにつきものの辛子高菜。
こちらを初めてラーメンのトッピングとして採用したのが、
今回紹介する『長浜将軍 長浜本店』です。


店舗は、先日の日記で紹介した
『元祖長浜屋 本店』の並びにあります。

ドアを開けて店に入ると、
すぐにトンコツの香りがぶわーっと押し寄せてくる。
さあ、食べるぞというエンジンがかかる瞬間です。

この日はお腹が減っていたので、
餃子とおにぎりがついたセットにしました。
この餃子も、人気メニューの一つなのです。

▼ラーメン様がやってきたw


さすがに早いなあ☆
この提供スピードが嬉しいんですよね。
なんでしょう。リズムかな?
席に着く→オーダー→商品、トントンとスムーズなのです。

さっそくトンコツの力強い香りが鼻をくすぐる。
うーむ、美味そうだ。
さっそくスープをグイと喉へ。
見た目かなりこってりそうなこちらのスープ。
飲んでみると、クドさはない。
すっきりと、地に足をつけたストレートな味わいです。
トンコツ特有のマイルドさはしっかり併せ持ちながらも、
ワイルドな表情が時折垣間見えまする。



替え玉文化の中枢に店を構えるだけあって、
ただし、1度や2度の替え玉に負けてしてうような、
ヤワなスープではないことも、
合わせて記しておきましょうw

あと、化学調味料、ラードを使用しない、
といった掲示が店内にあり。
健康面にも配慮しているみたいですね。



麺は細麺のストレート。
自家製麺だそうです。
このエリアでは、この形状が基本ですな。

さて、麺を半分くらい食べ進めて、
自慢の辛子高菜を投入します。
けっこう辛いです。
初めての場合は、少しずつ入れて様子をみましょう。
自分はおにぎりといっしょに、
こちらを食べますw
おにぎりとも相性が良いっす。

餃子にはニンニクたっぷり。
自分は好きですね、この味は。
おにぎりも進みますよ〜



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『長浜将軍 長浜本店』
住所/福岡市中央区長浜2丁目5-110
電話/092-712-3663
営業/11:00〜26:00 (日・祝日は25:00)
休み/不定休

『PASTA PASTA』



今日も明日も明後日も、
麺許皆伝を目指し東へ西へ。

先日の「らるきぃ」で思い出しました。
そういえば、ちょっと前にも美味いパスタを食べたのだ!
どこで食べたかって?

今回、ご紹介するのは『パスタ パスタ』。

薬院六ツ角から赤坂方面に歩いていくと左手に見えてくる、
うすいピンク色の外観が可愛らしい2階建てのお店です。

看板に書かれているように、
名物は自家製のパスタでござる。
天候や湿度を考慮して、粉の分量や水分量を調節。
生麺ならではのモチモチ感がウリなのです。

ランチタイムだったので、
その日はセットを注文しました。

▼コチラがトマトクリームパスタ(正式なメニューは失念。。)


緑色(たしかホウレン草だったような?)の麺は見た目も華やか!
タリアテッレ(幅7〜8mmほどの卵入り平麺)ということもあり、
さらに麺の弾力感が引き立っているように思えました。
この麺をマイルドなクリームソースであえ、
その上に肉の旨味が凝縮したミートソースをかけてます。
糸ひくチーズの演出も嬉しい限り☆



▼そしてこちらはイカスミパスタ


こちらはイカの濃厚なコクと旨味がなんとも言えない一品ですw
麺の形状はやや太めのスパゲッティ?? 2〜3mmほどの太さでした。
この麺が、これまた秀逸。
上記の麺に負けじと、こちらも甘美な歯ごたえ!
ソースにはすっきりとした辛みがあり、
グイグイと食べ進めてしまいました♪


また違う麺を食べてみたい、
その余韻が残るスバラシイお店でした。



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『PASTA PASTA』
住所/福岡市中央区薬院2-14-27
電話/092-714-3060
営業/12:00〜15:00 17:30〜23:00、
   土日祝のランチは12:00〜15:30
休み/月曜日
『らるきぃ』



今日も明日も明後日も、
麺許皆伝を目指し東へ西へ。

最近ラーメンばっかり食べてるなぁと思い、
たまにはパスタでも食べようと。
そんで先日、出掛けたのが『らるきぃ』です。

ちょっと天神から離れてますが、
わざわざ足をのばしてでも食べたいパスタが、
ココにはあるのです。


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『中華そば郷家 天神店』



今日も明日も明後日も、
麺許皆伝を目指し東へ西へ。

先週の土曜日のお話。
くりしんさんからお仕事の依頼を頂き、
打ち合せのために天神へ。

その後、お腹が減ったので、
近場でお昼をとろう、ということになったのです。
春吉方面に歩きつつ、どこにしようか考える。
自分が行った事ないということから、
この日は『郷家』で昼食をとることになりました☆


南区・寺塚に本店を構えるコチラ。
トンコツラーメンが名物の福岡にあって、
醤油ラーメンで勝負している名店でごわす。
トンコツ、鶏ガラでとる肉系の出汁、
鯖節などでとった魚介系出汁に、
関東風の醤油を加えて作るスープが特徴なのだ。

さて、注文。
自分は店がオススメする「辛ねぎラーメン」


くりしんさんは具がてんこ盛りの「特性ラーメン」



をそれぞれオーダー。
おっと、ここで終わる二人ではありません。

SAMO→地鶏めし


くりしんさん→焼豚飯


という炭水化物の重ね取りを行ったことは
言うまでもありませんw


さて、この日の感想ですが、
麺が柔すぎた!!
うーむ、かた麺で挑むべきだったか。
初めて食べたのですが、
思ったよりも醤油の味わいは控えめ。
先述の出汁の方が前面に出ていたように思いマス。
ピリ辛のネギはいいですねー。
とても食欲をそそりますw
背脂を加えることでパンチ力も演出。
このひと手間が、皆の心を掴むのでしょうなあ。
ふわりと立ちのぼる香りがなんとも言えませぬ。

あー満腹。

なあんて思っていると、

ん?

「支那そば」なるメニューを発見。

「いっとく?」というくりしんさんからの打診を、
二つ返事で快諾。

さあ、第2ラウンド開始!

▼こちらが支那そば


先ほどのラーメンと打って変わり、
醤油の風味が前面に出ています。
表面には魚介系の香味油がキラリ。

ちょっと分量は多めだったかな?
しかしながら、麺の湯で具合は申し分なく、
醤油の豊かな甘みと風味を十二分に感じることができました。
胡椒を入れるとスープにエッジが立ち、
また違った美味さに。

個人的な所感としては、
この日は支那そばに軍配があがるかな?

また、良い状態の麺で中華そばを食べてみたいデスw

▼サービスカット。くりしんさん、美味しそうに食べるの図


この日もごちそうさまでした!!

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『中華そば郷家 天神店』
住所/福岡市中央区渡辺通5-25-11
TEL/092-713-1333
営業/11:00〜23:00(日曜、祝日は〜22:00)
定休/水曜(祝日の場合は翌日休)
『英ちゃんうどん 本店』



今日も明日も明後日も、
麺許皆伝を目指し東へ西へ。

体調管理が永遠の課題、SAMOです。
散々な一週間が過ぎ去りました。
そんな中でも、食べるもんは食べてるわけです。
“食”がストレス発散の一端を担っている。
この事実は、どうやら間違いなさそう。。。
もろに将来有望な肥満体質ですナア。

さってと、本題に。
実家から車で10分ほどのところに、
24時間営業のうどん屋がありまする。
その店の名は『栄ちゃんうどん』デス。

福岡生まれの方々には結構馴染みがあるのかな?
山ちゃんうどんなどと同様に、
福岡を中心に多数お店を展開し、
地元っ子に愛されています。

いつも深夜に訪れるのですが、
珍しくその日は19時ごろの来店。
こちらでは食券制が採用されております。
自分がココで食べるものはいつも決まってまして。
それはキツネうどん&かしわ飯☆
自分の中で翼くん&岬くんくらいの、
ゴールデンコンビっす。

▼きつねうど〜ん


油揚げに染み込んだ甘いダシ汁が、
うどんのスープに溶け込んで、
それはそれは良い塩梅に仕上がっております。
ブシと昆布のダシはけっこう強め。
こちらのスープの味、けっこう好みなんですよね。
小学生くらいからこのうどん食べて育ってきたからかな?
まさに馴染みの味。
うちは、たっぷりのネギと揚げ玉を投入し頂きます♪
麺は博多特有のもっちりやわらか。
うーん、落ち着く。

そしてかしわ飯。
一般的に、かしわおにぎりを販売する店が多いかと思いますが、
ここはあえて、飯の方で。
何故って? あったかいからw
おにぎりって前もって握ってあるから、
冷めてるじゃないですか。
茶碗で運ばれてくるホカホカのかしわ飯。
体に染み入りますw

今日もごちそうさまでした。


▼ちなみにカツ丼も美味



〜今日の麺コラム〜
私たちが普段慣れ親しんでいるきつねうどん。
明治26年創業の大阪・船場のうどん屋『松葉家』さんが、
いなり寿司からヒントを得て作ったのがはじまりだそう。
そもそも、発祥の地・大阪では、
油揚げを乗せたうどんを“きつね”と呼ぶので、
きつねうどん、きつねそばという表現はもともと無いんです。

一方で、 京都や東京などでは油揚げなどを乗せたうどんを、
きつねうどん、そばをきつねそばという名称が一般的。
名古屋などでは、しのだうどん、しのだそばとも呼ばれてます。

久しぶりの蘊蓄にお耳を傾けて頂き、
ありがとうございました☆

※こちらのコラムはあくまで個人で調べた範囲のものです。
 誤りなどがありましたら、是非、ご指摘ください!


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『英ちゃんうどん 本店』
住所/福岡県宗像市徳重845
電話/0940-32-6244
『中華四川料理 武遊』 その2



今日も明日も明後日も、
麺許皆伝を目指し東へ西へ。

今回はいつか紹介したいと思っていた、
自分が大好きな「汁無し担々麺」をご紹介いたします☆

どこで食べられるかというと、
以前の日記でご紹介させて頂いた『中華四川料理 武遊』さん。
こちらで提供されております。



最近、ご無沙汰気味だったのですが、
5周年を迎えたとの一報を聞き、
お祝いを兼ねて来店してきましたw
お店の概要は先日の日記を見てみてくださいまし。

▼コチラがお目当ての汁無し担々麺さま



基本的には担々麺と同じ食材で作られるそうなのですが、
これがめっちゃんこ美味い!
豊かな旨味とキレのある辛さを併せ持つミンチ、
周りに添えられる旨味がギュッと詰まったソース(でいいのか?)、
上に盛られた自家製の特製辛子高菜、
これらの織り成す“濃厚 辛ウマ”の世界に、
ワタクシはすっかり虜になっているのデス。

ときに香ばしく、
ときに力強く、
そして、ときに深く。

油分が多めなので、
二日酔いの後などにはキビしいかとは思いますが、
一度この味を知ってしまうと、
ヤミツキになることでしょう。

近くをお通りの際には、
ぜひ、一度お試しあれ♪



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『中華四川料理 武遊』
住所/福岡県宗像市田久3-2-1
TEL/0940-32-3999
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