製麺業を営む家庭に生まれ育ったヌードルライター・山田祐一郎が綴る日々の実食レポートです。
「1日1麺」をモットーに、ラーメンやうどんなど幅広い麺々をご紹介しています。
福岡を中心に、九州各地、稀に九州外の一杯も登場!?
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『博多濃麻呂 名島橋店』


国道3号線を通る時にたまに立ち寄るお店があります。
今回の舞台は『博多濃麻呂 名島橋店』。
休日の昼に通ると、いつも車が道路にはみ出して待っています。
この界隈の人気店の一つとしてあげられるでしょう。
ちなみに東京にも支店があるようです。

店に入ると店員の声がしっかり出ていて、接客も気持ち良い。
店内は明るい雰囲気で、家族連れでも気軽に寄れそうです。

▼やってきましたラーメンさま




スープは王道の豚骨です。
濃厚さはないものの、豚骨の風味はしっかり出ていました。

油分が控えめなので老若男女問わず愛されそうな味わいです。

口当たりはマイルド。
後味がすっきりしているので特に女性は好きかもしれませんね。
元ダレだけをすすってみると、
野菜、昆布あたりをけっこう使ってそうな上品な味でした。


麺は極細です。

スープとのバランスを考えると固麺が丁度良さそう。
まとまりの良い一杯でした。



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『博多濃麻呂 名島橋店』
住所/福岡市東区名島2丁目2119−4

TEL/092-673-1875
『ちー坊のタンタン麺 大名店』


蒸し暑い気候が続いております。
こんな時期には辛ウマ麺が一番。
ということで担々麺が最近のマイブームです。

久しぶりにでかけたのが『ちー坊のタンタン麺 大名店』。
お店は路地裏の奥まった場所にあります。

はじめての場合はわかりにくいかもしれませんね。
路地の入口に小さな看板が出てるので、
そちらもチェックしましょう。

こちらの担々麺は、黒ごま入りなどバリエーション豊富。
この日はオーソドックスな担々麺にしました。

▼ちー坊のタンタン麺さま、登場


他店と比較してネギがたっぷり。
麺は細麺で、替え玉もできます。
担々麺で替え玉とはどんな摂取カロリーになるんだ、
と考えつつも注文しちゃうんですよね。

スープはゴマの香ばしさが際立った辛口。
表面に浮かぶ辛味油がさらに刺激的な味わいを際立たせています。
ネギのシャキシャキ感もアクセントに。

いつ行っても、おばちゃんの対応の悪さが気になりますが、
まあ、いいか。


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『ちー坊のタンタン麺 大名店』
住所 福岡市中央区大名2丁目10−39 サンマリノビル1F
TEL 092-725-0055
営業 11:30-16:00/18:00-23:00
休み 日曜
『鈴木商店』その3


今日のお昼は編集長とランチへ。
行き着いた先は、当ブログ最多の3回目となる『鈴木商店』さん。

いつもは豚骨醤油スープの「博多そば」ですが、
今日は未食だった「塩そば」にしました。
こちらのランチは、
ラーメン+かしわめしor白ごはん、餃子、サラダ(小鉢?)で750円。
いやー、コストパフォーマンスが高い

▼こちらが塩そば様


何がすごいって、この写真がケータイで撮ったものだってことです。
いつもは愛機・GRDで撮影してるんですが、
たまたま忘れたのでケータイで撮ってみると、
こんなにキレイに撮れるなんて。。
まったく使っていなかったカメラ機能、
もっと活用しようと思います。

ん、これは麺ブログでした。
麺の話に戻ります。

スープは非常にあっさり。
鶏ガラと魚介のうま味がダイレクトに伝わってきます。
すっきりとした余韻が心地よいです。

ちゅるちゅるの麺は、相変わらず美味。
もちもち感を思う存分楽しみました。

残る未食麺は「つけ麺」だけになりました。
うーん、近いうちに制覇することになりそう(笑)

今日も編集長にごちそうになりました。
いつもありがとうございます!


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『鈴木商店』
住所/福岡市中央区赤坂1-1-17
TEL/092-734-1155
営業/11:30〜14:00、18:00〜24:00
『因幡うどん渡辺通店』


世間を賑わせた讃岐うどんブームも今は昔。
この福岡でも“讃岐”を謳ったうどんが、
ごく身近な存在になっています。
・・・が、福岡生まれ、福岡育ちの私にとって、
やはり恋しくなるのが柔らか〜い麺の「博多うどん」です。
今回は、博多うどんの老舗『因幡うどん』の渡辺通店をご紹介します。

昔ながらの佇まいです。


トレーを取り、うどんを注文。
サイドメニューをのせてレジに向かいましょう。
今回はかしわおにぎりをチョイスしました。

うどんとかしわめしって合いますよね。

▼こちらがうどん様


だしは無添加にこだわっているそう。
丼からは上品な香りがふわりと立ちのぼります。
すめをすすると、醤油の存在感がしっかり。

続いて麺を食べます。
一度に持ち上げようとすると切れてしまうほど麺は柔らか。
やさしく愛でるように食べるのです。
このクタクタ感、たまりません。

なぜこのように柔らかい麺が生まれたのか。
それは博多が商人の町だったことが大きく影響しています。
早く食事を済ませたいという商売人がたくさんいたため、
調理時間を短縮するための「茹で置き」が生まれ、
麺は素早く噛み切れて飲み込みやすい今日の形状になったと言われています。

長浜ラーメンの替え玉もそうですが、
土地柄というものは食文化に大きな影響を与えるのですね。

今日もごちそうさまでした!


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『因幡うどん渡辺通店』
住所 福岡県福岡市中央区渡辺通2-3
TEL 092-711-0708
時間 10時〜20時30分 日曜、祝日は〜20時LO
休み 無休
『黒亭』


熊本での取材の合間をぬって、
ラーメンを食べてきました。

足を向けたのは1957年創業の老舗ラーメン店『黒亭』さん。
ちょっと前に熊本ラーメン店を結構回ったのですが、
少し離れた場所にあったので来店を断念していました。

2006年に店舗は移転リニューアルしていたのですが、
移転後、初の来店です。

▼さっそくラーメン様


豚頭骨だけを大釜に入れ、強火で一気に炊いているそう。
ストロングなとんこつスープがたまりません。
くどさはなく、すっきりと飲みやすかったのが印象的です。

スープの表面にはフライドガーリックがのっております。
食欲をそそりますねえ。
中太ストレート麺とスープの絡みも良し。

11時半の来店でしたが、
あれよあれよと席が埋まっていきます。
長年愛され続ける。
シンプルだけど大変なことです。

おごちそうさまでした!



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『黒亭』
住所 熊本県熊本市二本木2ー1−23
電話 096(352)1648
営業時間 10時半〜20時半
定休日 第1・3木曜日

『宝来』


ちょっと前ですが、宮崎取材のついでに老舗『宝来』さんへ。
年季の入った外観が特徴的です。



お店に入り、奥のテーブル席にこしかけて店内を見回すと、
昔ながらのラーメン屋といった雰囲気でした。
昭和レトロな感じです。

提供されているのはあっさり味のとんこつラーメンです。

▼こちらがラーメン様


麺は中太です。


具はシンプルにチャーシュー、ねぎ、もやし。
全体的にフラットな感じですね。
宮崎で「コレは!」と思うラーメンになかなか出会えない。。
どこか良い店があったら教えてほしいです。



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『宝来』
住所:宮崎県宮崎市中央通7-19
tel:0985-23-3331
『中国菜館 福新樓』


明治37年に創業。
100年という歴史を誇る中華料理店が『中国菜館 福新樓』さんです。

ある雨の日の昼下がり。
皿うどんフリークの私の心を鷲づかみするのぼりを発見。


あまりにも事務所に近すぎるということもあり、
こちらの皿うどんって食べたことがなかった。。
灯台もと暗しってやつですね。
迷うことなく店内へ。

11時30分くらいだったので、
ゆったりと席に座ることができました。
注文すると
「15分ほどかかりますが、よろしいでしょうか」
とスタッフさん。
一瞬躊躇するも、初心を貫くことに。

▼きたきた、特製皿うどんさま


見ての通り具だくさんです。
野菜や海鮮が、それぞれに適した大きさにカットされています。
口に運びやすく、
それでいてそれぞれの食材が持つ食感は損なわれておりません。
火の通し方は言うに及ばず。

特製皿うどんと紹介していますが、正式名称は「福建炒麺」です。
昭和初期、二代目の張兆順さんがはじめて作ったものだとか。
特製生麺にはスープがしっかり染みていて、
食べ進めるほどに次が欲しくなります。

ボリュームはけっこうあるのですが、
最後まで美味しく食べられました。
まさに味付けの妙。

皿うどん、うまいなあ。
しみじみ。


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『中国菜館 福新樓』
住所 福岡県福岡市中央区天神2-3-33
TEL 092-771-3141
営業 11:30〜22:00(L.O.21:00) 
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