製麺業を営む家庭に生まれ育ったヌードルライター・山田祐一郎が綴る日々の実食レポートです。
「1日1麺」をモットーに、ラーメンやうどんなど幅広い麺々をご紹介しています。
福岡を中心に、九州各地、稀に九州外の一杯も登場!?
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『井手ちゃんぽん 唐津店』


先日取材で訪れたお店をご紹介。
武雄・北方発祥の『井手ちゃんぽん』の唐津店にお邪魔しました。
上の写真では分かりませんが、






















▼こちらがちゃんぽんさま


ご覧ください、この山のようなシルエット!
うーん、圧巻です。
麺に行き着くまでに、お腹一杯になりそうなほどのボリューム感。
大盛りにして家族で分け合うお客がいるそうです。
これで650円なんだから、感服です。

野菜甘みが加わったスープは、とってもマイルド。
豚骨と鶏ガラを合わせているそうで、
なかなか濃厚な味わいです。
ニンニクが効いていて、
個人的にはすごーく好み。
もちろん、ぺろりと完食しました。

「もしかしたら福岡にも上陸するかも」
とは店長さんのお言葉。
むう、実現するなら実に嬉しい。

首を長くしてお待ちしております!


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『井手ちゃんぽん 唐津店』
佐賀県唐津市鏡田中3561の1
0955(77)3031
午前11時〜午後9時
無休

『中国料理 鉄人』


暑いときは辛いモノが食べたくなる。なる。
先日、某専門雑誌の取材にてご一緒させて頂いたカメラマンさんに、
「鉄人」という強気な屋号の店があると教えて頂きました。

その方曰く、
「担々麺が美味いんだ。セットのチャーハンもたまらんよ」

なるほど。これは行くしかない。

川沿いにその店はありました。
看板に書かれた『中国料理 鉄人』という文字。
ここに違いない。

店に入ると、13:30頃でしたが、
ほどほどお客も入っていました。



メニューを見ると、担々麺がありました。
さっそくセットにしてオーダー。

▼やって参りました、担々麺さま


お、予想外のビジュアルです。
芝麻醤を加えた濃いめのものを想像していましたが、
驚くほどスープは透き通ってますね。



中央に花椒、ラー油を利かせた辛味噌がデーンと盛られています。
まずは混ぜずにそのままスープを。

見た目通り、とても上品な味わいです。
正直、一口飲んだだけだと薄いと感じるかもしれません。
しかし、二口、三口と口に運ぶたびに、
旨さがじんわりと伝わってきます。

さて、肉味噌を混ぜてみましょう。
一陣の風のように、
すっきりとした辛さがすーっと口に伝わってきます。
どちらかというと辛さは控えめ。
しかしながら、芯のある味わいです。

辛い、濃い、強いという、
単純明快な味付けではありませんね。
日を改めてまた食べると、
以前よりも美味しく感じそう。

言うまでもなく、
最後まで美味しく食べられる一杯でした。

▼こちらはチャーハン


こちらも担々麺に通じるあっさりめの味付け。
チャーハンはもう少し濃い口のほうが好みですが、
こちらの担々麺との相性は申し分なし。

おかげでかなり腹一杯になりました。
ごちそうさまでした!


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『中国料理 鉄人』
福岡市博多区須崎町9-20
092-262-8132
11:30〜15:00、17:30〜22:00
店休 第1、3日曜
『あきこのちゃんぽん』その2


以前、あきこのちゃんぽんで看板のちゃんぽんを紹介しました。
実は五目ラーメンが美味いという話を聞いて、
ちょっと前に出掛けてきました。

こちらがメニューです。


なるほど、大人気と書かれていますな。

ウーロン茶を飲みつつ待っていると、

▼やってきました、五目ラーメンさま
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まず、香りが実に食欲をそそります。
魚介や野菜がたっぷり盛られていますね。
この気前の良さが嬉しいですね。

早速、スープを口に運びます。
ベースは鶏ガラでとった醤油スープのようです。
甘辛いあんが具といっしょに丼を覆っていますが、
このあんの味付けが秀逸。
人懐っこさというのでしょうか。
一度食べるとまた食べたくなるような温かみがあります。
むう、美味い。

えい、と麺を持ち上げてみました。


つるりとした口当たりの良い多加水麺です。
歯に伝わる心地よいもちもち感を楽しみましょう。
スープとの絡みもよいですね。
噛めば噛むほど、その魅力が伝わってきます。

ちゃんぽんだけじゃないんですね。
いやはや、お見それしました。
また食べようと思います。

ごちそうさまでした!

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『あきこのちゃんぽん』
住所/福岡市中央区薬院3-12-22  美山ビル1F
電話/092-531-0138
営業/11:30〜23:00
休/月曜日
『マグマ食堂』


ご無沙汰しております、SAMOです。
最近、某情報誌で熊本ラーメン特集を請け負いました。
取材で回った中から、
美味しい塩ラーメンを提供するお店をご紹介致します。

今回の主役は、南阿蘇の雄大な台地に佇む「マグマ食堂」さん。
ご主人は和食30年のキャリアを持っています。
かねてから生まれ育った熊本に店を持ちたいという思いがあり、
この地でラーメン店を開業したそうです。

和の道で磨き抜かれた感性と技術は、
ラーメンでもいかんなく発揮されております。

▼こちらが塩ラーメンさま


主人曰く「一度食べると虜になる味」です。
透き通るような透明スープは鶏ガラと野菜からでたうま味がしっかり詰まってます。
塩加減もちょうど良し。
水には阿蘇の伏流水を使っているので、
なんだか口当たりまでまろやかなのです。

四季の野菜を盛りつけるトッピングにも、
主人の感性が光ってます。
四季折々の味わいを楽しみましょう。

具の中でとくに印象に残ったのが、
皮付きのチャーシューです。
こりこりの食感をもたらす皮のすぐ裏には、
うま味が凝縮したコラーゲンが。
これがスープに溶け出して、
豊かなジューシー感をもたらします。
うーむ、美味い。

さて、中盤にさしかかったら、
レモンをしぼって酸味を加えましょう。
この酸っぱさが、塩には合う!
各テーブルに自家製の辛味噌が置かれております。
こいつを入れると、逞しい味わいに激変。
ぜひとも後半、お試しいただきたい。

とにかく絶妙のバランスを誇る一杯。
豚骨がメインの熊本ではありますが、
一食の価値あり、です。

今日もごちそうさまでした!


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『マグマ食堂』
熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陰 4607-1
0967-67-4147
11:00〜14:30、17:00〜22:00
『博多一幸舎 大名本店』その2


暑いときには冷たい麺が食べたくなる。

▼ということで、冷やしラーメンを食べてきました


塩味が効いております。
具材の味付けもしっかりめなので、
見た目によらず、
結構濃いめです。

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データは前回をご参考に。
『火の国 文龍 総本店』


先日、ラーメンの取材で熊本へ。
お邪魔したのが『火の国 文龍 総本店』さんです。
実にインパクト大だったので、
早速ご紹介させて頂きます。

▼まずはラーメンさまをご覧あれ。写真は文龍とんこつ(黒)です


見ての通り、スーパー濃厚スープがこちらのウリです。
他の店では出せない、とことん濃厚な豚骨ラーメンを作りたいという思いから、
現在のスタイルが生まれました。

圧巻は3つの羽釜を駆使して炊き続けられたスープ。
アクまで全てが味というポリシーのもと、
アクをとらずに煮込む独自の手法がこのワイルドな一杯を生み出しています。

できあがったスープは白濁を超え、茶褐色に。
レンゲで持ち上げると手首にグッと手応えが伝わってくるほど
粘度の高いスープに仕上がっています。
加水率が高い特注のちぢれ中太麺との相性は言うに及ばず。
つるつる、シコシコの麺は、替え玉でも味わえます。

好き嫌いははっきり分かれるでしょう。
しかしながら、ぜひ一度は試してほしい一杯です。
いやー、熊本ラーメンは面白い!


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『火の国 文龍 総本店』
住所 熊本県熊本市戸島4-2-47
電話 096・388・7055
営業 11時30分〜15時、18時〜OS22時
休み 第1月曜


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