製麺業を営む家庭に生まれ育ったヌードルライター・山田祐一郎が綴る日々の実食レポートです。
「1日1麺」をモットーに、ラーメンやうどんなど幅広い麺々をご紹介しています。
福岡を中心に、九州各地、稀に九州外の一杯も登場!?
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らーめん処 ぶーやん


先日、春吉の「きはる」さんで飲んでいた時のこと。
10/5グランドオープンと書かれたチラシを発見しました。
よく見ると豚のしっぽが描かれたラーメン店のもの。

なんだかずっと気になっていて、
本日、チャリを飛ばして食べにいってきました。
今回の舞台は『らーめん処 ぶーやん』さんです。



13:30頃の来店だったのですが、
カウンターにはほどよくお客が座っていました。

店内では大将と思われる方が麺をあげ、
男性スタッフと、おばあちゃん(大将のお母様かな?)が
テキパキと動いています。

さて、何を頼もうかと思っていると、
オープンメニューでの営業とのこと。
ラーメン、チャーシューメン、おにぎりがあり、
迷わずラーメンをチョイスしました。

▼これが、ここのラーメンさま


見た目は何の変哲のない一杯です。
がしかし、なかなか楽しませてくれましたよ。

まずはスープを一口。


ドンとくるインパクトを兼ね備えながら、
後口はすっきり。
スープは豚頭ベースかな?ややとろみもあります。
豚の甘みがしっかり出ており、確かなコクも感じ取れました。
煮込み時間はけっこう長めなんじゃないでしょうか。
香りは芳醇。こちらも臭みはありません。
下処理を丁寧に行っている印象を受けました。

そして、いよいよ麺です。


小麦の風味がちゃんと伝わってきます。
形状はややちぢれていました。
太さは細麺のなかでもやや太めな方かな。
中太にしては細い、といった感じです。
18〜20番くらいでしょうか。

やや縮れているため、
とろみのあるスープとの絡みが良い。
デフォでオーダーしたのですが、
固さはほどよかったです。

トッピングはキクラゲとチャーシュー、ネギ。
チャーシューはスライスされておらず、
固まり?の状態でのせられております。
とろみがあり、箸を入れるとすっと切れる。
味付けはあっさりめですが、
私はスープとの兼ね合いを考えると、
これくらいで丁度良いのかなあと思いました。
何より厚みが嬉しいですね。

替え玉までしっかり楽しみ、
スープも完食。

帰りに大将と少しお話をさせて頂いたのですが、
無化調なのだそう。
確かにのどの渇きもほとんど無し。
良い店見つけました。
また行こう。

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『らーめん処 ぶーやん』
住所 福岡市早良区城西2-1-26
電話 090-6637-9481
営業 12-24 ※スープが無くなり次第終了
ラーメン天和


先日、お仕事をご一緒した本橋アナウンサー(くまもと県民テレビ)曰く、
「熊本市内で麺が美味いラーメン屋といえば、やはり『天和』でしょう」

行くしかない。


先日熊本に出掛けた際に、
お邪魔してきました。


昔ながらの店構えです。

店に入り、カウンターに腰をおろす。
ラーメンを注文し、待つこと数分。

▼やってきました、ラーメンさま



大将は以前、某企業(製粉会社)で麺の研究に携わっていたプロ。
麺のうまさを追求するために、
このラーメン店を開業したという話も聞きました。
その探求心、頭が下がります。

麺の太さは熊本ラーメンの王道、中太麺です。


もっちりとした食感ながら、
芯が残った絶妙の茹で加減。
加水率は高め。表面のつるつる感もたまりません。

スープは麺に合わせて作られています。
こちらでは麺が主役、スープは引き立て役なのです。
あっさりとしたスープは豚骨ですが、
主流である白濁系ではありません。

麺ありきの一杯、
しかと堪能させていただきました。



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『ラーメン天和』
住所 熊本県熊本市新市街11-7
TEL 096-322-6926
営業 17:00〜26:00
定休 月曜
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