製麺業を営む家庭に生まれ育ったヌードルライター・山田祐一郎が綴る日々の実食レポートです。
「1日1麺」をモットーに、ラーメンやうどんなど幅広い麺々をご紹介しています。
福岡を中心に、九州各地、稀に九州外の一杯も登場!?
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『ラーメン暖暮 西新店』


友人といっしょに、『ラーメン暖暮 西新店』へ。
西新のお店には初めてやってきました。



西新の「しばらく」の近くにお店はあります。
いつオープンしたんだろう。
ずいぶん長いこと気がつきませんでしたw


▼ラーメンさまはこちら


厚めのバラ肉チャーシュー、そして辛味ダレ。
本店と変わらない佇まいです。
すっきりとした豚骨スープに、
昆布を効かせた上品な元ダシをプラス。
バランスが良く、食べやすいです。





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『ラーメン暖暮 西新店』
住所 福岡県福岡市早良区西新1-11-21
電話 092-847-0765
営業 11:00〜翌2:00
定休 無休
『秀ちゃんラーメン』


「うわー、めっちゃ濃厚でうめえー!!」
はじめて『秀ちゃんラーメン』でラーメン食べたのは、
かれこれ9年前のこと。
当時大学生だった僕は、
まだまだラーメンについては無知で。
友人に連れられての初来店でした。

それまで食べたラーメンを圧倒する
ワイルドでパワフルな味わい。
本当に衝撃的でしたね。

さてさてそれから9年という年月が経ちました。
今年は創作麺などにも意欲的に取り組んでいましたね。
止まらず、進み続けることなくして、
成長はありません。



店に到着したのは12:30ごろ。


これがお昼のメニューです。
ラーメン+ライスが飛ぶようにオーダーされていました。

結構久しぶりの来店になりましたので、
今日は基本のラーメンをご紹介しましょう。

▼こちらがラーメンさま


以前食べたラーメンと、今では全く別物と言っても良いでしょう。
もちろん、良い意味で。
よく無化調をうたってはいるものの、
醤油には少し入っていたりするお店がありますが、
こちらは醤油から全て無化調と徹底されているようです。

濃厚豚骨という従来の道をはずれることなく、
9年という時間の中でとても洗練された味わいに。
鮮烈なパンチ力、加えてキレの良さがあり、
スープをぐいぐい飲んでも胃にもたれません。
貫禄すら漂っておりました。


こちらはBセットのサイドメニュー。

これから年末。
きっと行列が途絶えないでしょうな。



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『秀ちゃんラーメン』
住所 福岡市中央区警固2-13-11
電話 092-734-4436
営業 11:30〜翌2:30(OS翌2:00)
店休 なし

ウワサの『モヒカンらーめん味壱家』へ



いつか、いつかと思い続けて数ヶ月。
やっと行けましたよ、『モヒカンらーめん味壱家』さん。
JFJを担当しているましゅうさんにオススメしてもらって以来、
ずーっと行きたい、行きたいと思っていました。
あー、やっと念願が叶った。

さてさて、同店は久留米に在りながら、
あっさりしたスープが自慢なのだとか。

一緒に取材で回っていたラーメン好きのカメラマン・K氏と
20時頃にお邪魔しました。

▼外観はこんな感じ。黄色い屋根が目印です。


お店に入るとあいにく店主は不在だったのですが、
おっと、スタッフさんも本当にモヒカンだ!
しかもすごく似合っている!
確実にテンション上がりましたよ〜

さてさてメニューは、と。


ラーメンに使う豚骨スープで絡めた とんこつめし&鉄鍋ギョーザかぁ・・・
かなりそそられますな。
がしかし、初来店の際は、やはりデフォルトです。

スタッフさんが平ざるを巧みに操って麺あげしております。
期待も高まりますな。

▼こちらがラーメンさま


豚骨をコクと深みをしっかり出しつつ、
さっぱりとした後口。
丁寧なアク取り、下処理を経て生まれたスープであることが、
やさしい味わいとともに伝わってきました。
元ダレも塩分控えめかな?
ベースの豚骨ダシのうま味が前面に出ている印象でした。
味に深みと刺激を添える唐辛子ベースのタレもポイント。
一度、唐辛子のタレ無しでも食べてみたいですね。



麺は細麺です。
スープの味とも合っていたと思います。
替え玉をした時に麺だけ味わってみましたが、
なかなか美味しかったです。
特注麺なのかな。

チャーシューやネギ、キクラゲの分量も丁度良く、
実にバランスの良い一杯でした。

ラーメンをほぼ平らげようとしている頃に、
大将が戻って来られたのでご挨拶&名刺交換。
なんかwebを通じてお顔を知っていただけに、
初対面な感じはしませんでした(笑)
イメージ通りすごく気さくな方です。
そして、力強い目をされていたのがとても印象的でした。

今度はとんこつ飯のセットを食べに伺います!


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『モヒカンらーめん味壱家』
住所 福岡県久留米市津福本町221-11
電話 0942-39-6786
営業 11:30〜15:00、18:00〜24:00
休み 月曜(祝日の場合営業)
名水万歳、『明神そば』


今年の大晦日は水曜日。
水曜、水、ということで今日は名水を使ったソバをご紹介。
ん、ちと強引ですか?
まあ、気になさらず。


今年の夏、南阿蘇地方の湧水群が平成の名水に認定されたのは記憶に新しいところ。
その「南阿蘇村湧水群」の一つ、
明神池名水公園の側に店は佇みます。

店主は独学でそば作りの技術を会得。
供される蕎麦は二八です。
今回は温そばの中から地鶏そばを選びました。



アレンジメニューもあるんだ、
とメニュー表を眺めながら待つこと数分。

▼こちらが地鶏そば


おー、立ちのぼる香りが実に芳醇。
鶏の野性味溢れる力強い香り、
ネギが発する甘くも香ばしい香り。
互いを引き立て合い、実に食欲をそそる。

そばを持ち上げると、
やや田舎蕎麦を思わせる黒い点がちらほら見られます。
口に運ぶと、なるほど風味が良い。
ネギと地鶏のうま味がとけ込んだつゆが、
これまたいける。
味に深みを出すために入れられたゴボウが
良い仕事をしております。

その日の分だけを毎日手打ちして用意するそうで、
十割蕎麦もメニューにありました。
こちらもいつかざるで味わいたいところ。

名水は誕生水とされ、縁起も良いのだそう。
うーん、何だか運気も上がった気がする!


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『明神そば』
住所 熊本県阿蘇郡南阿蘇村吉田1394
電話 0967-62-8208
営業 11:00〜16:00
休み 火曜


『ドラゴンスープ 拉麺帝国』の実力に迫る


先日、佐賀への取材の帰りにカメラマンさんと美味いラーメン店の話に。
そのなかで『ドラゴンスープ 拉麺帝国』の名が挙がりました。
そういえば、随分と行ってない。
しかもこのブログにもアップしてない。
つまり、、、行くしかない。

思い立ったら、すぐにやらないと気が済まない性分。
翌日チャリを走らせて行ってきました。



張り切りすぎたのか、開店直後に到着。
ファーストゲストでしたw



メニューに目をやると、
食べたことがない唐揚げの定食があるではないか。
替え玉路線はやめ、定食に。

▼やってきました、拉麺さま


豚足をメインに使ったとろみがある濃厚スープがこちらのウリです。
レンゲですくい、一口。
これこそ豚骨!と膝を打つ。
ストレートなうま味がガツンときます。
濃厚というとこってり、ギトギトをイメージしがちですが、
ここのスープはさにあらず。
クリーミーでマイルド、力強いパンチ力があるのに、
後口はすっきり。
ラードを使っていないのでキレが良く、
ぐいぐいとレンゲが進みます。

麺は細麺。これぞ博多の豚骨ラーメンです。
こってり好きのみならず、
オーソドックスな味が好みの層までも満足させられる味わい。

豚骨以外にもいろいろバリエーションがあるので、
次回来店時にはそちらも試してみよう。


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『ドラゴンスープ 拉麺帝国』
住所 福岡市南区大橋1-20-21
電話 092-542-3566
営業 11:30〜24:30
   金日、祝前日は〜翌1:30
休み なし
恐るべし、『ラーメン TAIZO』


仕事柄、いろいろな味を探求せねばならない。
可能な限り未知なる店を求め、
例えすでに訪れたことのある店に入ろうとも、
未食のものを食べるようにしている。
なんとストイックなことか。

・・・どうもタダの食いしん坊のSAMOですw

上記はややオーバーに書いておりますが、
まあ、あながち嘘でもなく。
舌を鍛えるため、なるべく様々な店へ出掛けるようにしています。
そんなこんなで、
例え美味しいと知りたる店であっても、
再来店まで一年以上を要すことも少なくありません。

ということで、本当に一年くらいぶりになってしまった『ラーメン TAIZO』さん。
カメラを持っていなかったり、
取り忘れたり、酔っぱらってたりで、
気がつけば写真付きで取り上げたことがありませんでした。。
ハハハ・・・




はじめて訪れたのはグランドオープンの直後。
情報誌の取材で伺いました。
オーナーの古賀さんは市内の某人気居酒屋で腕を磨いた方です。
店を離れ、各地のラーメンをひたすら食べ歩き、
独学でラーメンの研究に打ち込んだそう。
やっと理想の味が出来上がったんです。
そう話す古賀さんがとっても嬉しそうだったのを今でも鮮明に覚えています。

▼こちらはランチメニュー


美味しかった記憶だけはあるのですが、
正直、どんな味だったのかはおぼろげ。
初心?に戻って、基本のラーメンをオーダーしました。

▼こちらがラーメンさま


ん? 想像していた味よりも格段に美味い!?
確かに豚頭を煮込んで作るスープは確かにマイルドで、
まろやかな甘みがあって美味しかった。
が、この一杯は一段と深みがある。
飲み手の心までもスッと解きほぐしてくれるかのような、
実にやさしい味わいです。

そういえばいつもこってりの黒ラーメンばかり食べていて、
基本のラーメンって実は初めてだった。
マー油のパンチ力を加えて一杯も良いですが、
真っ向勝負のノーマルも素晴らしいですね。
大満足!


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『ラーメン TAIZO』
住所 福岡市博多区住吉4-28-1
電話 092-474-8787
営業 12:00〜14:00、18:00〜翌3:00
休み 不定休
『杵むら』でつけ麺



先日、久しぶりに薬院の『杵むら』さんにお邪魔しました。
以前の日記はこちら

以前食べ損ねた名物・ごま味噌を食べようと意気込んでの来店。
が、店内に張り出された新メニューに心を奪われてしまいました。
それがつけ麺です。
こうなった以上、後へは引けない。
ごま味噌は次回にとっておくことにして、
注文しました。

▼やってきたつけ麺さま


なるほど、ざるうどんのつゆが、
一般的なつけ麺であたるつけ汁になっています。



キリリとしたダシの美味さはそのままに、
牛肉や野菜のうま味がギュッとつまっています。
唐辛子の辛さがアクセントです。



上品でワイルド。
相対する二つの表情がうまく調和し、
食べ手を魅了します。
ぴりりと辛く、そしてジューシーなつけだれは、
思わずスープ割りをお願いしたくなる美味さでした。



麺は他のうどんと同様にやや細めのものを使用しています。
つけ麺のつけ汁にくぐらせて食べると、
麺の旨さが際立ちますねえ。
ちゅるちゅると唇に心地よい感触を残しつつ、
どんどん口のなかに滑り込んできます。

次回こそはゴマ味噌!
と思いつつ、このつけ麺もまた食べたい。。
悩める胃袋、なのでした。


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『杵むら』
福岡市中央区薬院2-14-28アデカッツビル2F
092-714-2323
11:30〜21:30
『しばらく 天神店』で激安麺


不況のご時世に救世主が現れた。
というと大げさですが、それくらいのインパクトあり。



ご覧の通り、ラーメン一杯380円。
提供しているのは老舗『しばらく』さんの天神店です。

▼こちらがお手頃ラーメンさま


たしかに具は少ない。
ですが、「しばらく」さんの味で380円なら誰も怒らないのではないでしょう!
スープは基本のラーメンに比べるとあっさりめ。
もう少し濃い口だとうれしいところですが、
贅沢は言いますまいw

替え玉を頼むと替え玉用のラーメンダレがついてきます。
これを投入すると、なかなか好みの味わいに。
好みの味になったがために、
ついつい替え玉をもう一つ・・・
うーん、まんまとはめられた気がしますな(笑い)
こういう選択肢もたまにはアリですね。



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『しばらく 天神店』
住所 福岡市中央区天神3-2-13(ホテルアセント福岡裏)
電話 092-714-0489

『一竜軒』で濃厚な一杯を


先日、別府冷麺(ん、正確にはお仕事で、か?)で
お世話になったカメラマンのFさんに連れられて、
やって来たのが『一竜軒』です。
ずーっと行きたいと思ってマークしていたお店だけあり、
取材中もぼんやりとラーメンが。
はい、ちゃんと仕事はしてきましたよ。



到着したのは11:50ごろ。
が、車は満車で対向車線まで車がずらり。
店内はみっちり満員だったのでしたが、
運良くグループ客が退店し店内に入れました。
Fさん曰くかしわめしも美味いとのこと。
食べるしかない。



うむ、美味なり。
うどんとかしわ飯は鉄板ですが、
ラーメン店で食べるのもなかなか良いもんですな。

▼さて、こちらが本命・ラーメンさま


表面に浮く脂がなんとも挑発的です。
丼からは豚骨の力強い香りがたちのぼる。
一秒足りとも我慢できません。

まずはスープに口を運ぶと、
見た目に違わない濃厚な味わいが一気に押し寄せます。
しかしながら、後口は良く、
食べていて途中で飽きることはありません。
こってり、ずっしりながら、
最後は心地よささえ残りました。
店主のセンスの良さが伺えますね。
ちなみに紅ショウガの提供方法が面白いです。
ぜひ、その目でお確かめを。


さて、麺です。


中太のストレートで、
デフォルトだときもち柔らかめ。
パワフルなスープをしっかり受け止めるには、
これくらいの太さは必要でしょう。
スープをしっかりまとって唇に滑り込んでくる麺に、
久々に心躍るのでした。

営業時間が激短なので、
またタイミングを合わせて訪れよう。
Fさん、おごちそうさまでした!


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『一竜軒』
住所 佐賀県唐津市菜畑4070-2
電話 0955-75-3455
営業 11:30〜15:00
休み 日曜、2・4水曜
『多め勢』の新そばに舌鼓


先日取材で博多きっての老舗そば店『多め勢』さんへ。
年越しそばの取材だったのですが、
(11月上旬の取材だったので、さすがに季節感がおかしくなりますね 笑 )
撮影が終わったあとに「どうぞ」とそばを頂きました!





▼こちらがざるそばさま



みずみずしく、凛とした佇まい。
引き込まれるような魅力が醸し出されています。

そばは8月に種をまいて晩秋に収穫するものが味が良く、
11月から12月にかけてのそばが一番おいしい、とされています。
ということで大将が特別に振る舞ってくれたのです。

これが実に美味い。
畳三枚分、約60人前のそばを一度に打つ「大玉打ち」という技法によって
打たれたそばは、味わいも格別。
くぐらせるのは、切れ味のあるやや辛口のダシつゆです。
これが絶妙な塩梅で、最後まで一口目の感動が味わえます。
ふわりと鼻元を撫でるそばの香りもすばらしいですね。

同店では年越しそばは温そばではなく、
ざるで提供しているのだとか。
生まれてこのかた試したことはありませんが、
本格のそばならば、やはりざるでしょうね。

年越しまでにもう一回、来店しようかなw


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手打ち蕎麦「多め勢」
住所 福岡市早良区室見1-5-9アーベイン室見1階
電話 092-846-3001
営業 11:30〜21:00
休み 水曜日
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