製麺業を営む家庭に生まれ育ったヌードルライター・山田祐一郎が綴る日々の実食レポートです。
「1日1麺」をモットーに、ラーメンやうどんなど幅広い麺々をご紹介しています。
福岡を中心に、九州各地、稀に九州外の一杯も登場!?
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寒い日に沁みる『中華しんちゃん』の味噌


昨日、今日と少し寒さがやわらいでますが、
あとひと月くらいは寒さが残るでしょう。
そんな寒〜い日に食べる味噌ラーメンは格別です。

ということで今回紹介するのが、『中華しんちゃん』さんです。

前回紹介したときはラーメンでしたが、
やっぱりココで食べるなら味噌ラーメンか皿うどんに限る!



▼こちらが味噌ラーメンさま


丼の中は変わらない佇まい。
まずはスープを飲む。

ベースは豚骨と鶏ガラということですが、
やや豚骨の方が強めかな?
マイルドかつ豊かなコクが感じ取れます。
これに味噌ダレを投入するわけですが、
仕上がりは実に濃厚。
味噌の味わいがキリリとたっています。
メリハリがありますね。
ご飯との相性も抜群です。
炭水カブラーにはたまらんコンビネーションでしょう。



麺は中太で、ストレート。
食べごたえがあります。
ちぢれ麺でも合いそうですが、
やはりストレートがベストかなあ。

何よりも事務所の近くにあるってのが嬉しいですね(笑い)


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『中華しんちゃん』
住所 福岡市中央区今泉1-11-6
電話 092-712-4011
営業 11:00〜15:00、17:00〜OS23:30、土曜は11:00〜OS23:30
休日 日曜
『胡同(ふーとん)』で皿うどんを食す


ちょっと前のランチのお話。
その日は時間に余裕があったので、
春吉まで足を伸ばしてみました。



向かった先は前々から気になっていた中華料理店、
『胡同』さんです。
ちょっと気になる創作麺がずらりと揃ってます。
すっっごく興味をそそられた皿うどんがあったのですが、
そちらは次回ということで。
今回はノーマルの皿うどんをオーダーしました。


ご飯付きで680円はなかなか良心的ですね。


▼やってきた、皿うどんさま


汁をたっぷり吸わせたジューシータイプ。
黒田家もそうですが、
この系統はたまに無性に食べたくなるんです。
近くに良い店見つけたw

さて麺を口に運ぶと、
見た目に違わぬもっちり麺。
スープをたっぷり吸った麺がプリンプリンと唇を刺激します。

具はオーソドックスで、
野菜なんかも特に多いわけではない。
でも、好きだなあ。
カウンターだけのこじんまりとした雰囲気も好みです。

今度は創作麺を食べてきます!


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『胡同(ふーとん)』
住所 福岡市中央区春吉3-26-14
電話 092-761-0198
営業 11:30〜23:00 OS
休日 日曜
町屋を利用した『界音』へ行ってみた


先週末は雪が降って大変でしたね。
取材があったのですが、
大変な目にあいましたよ 泣

先週の中頃、無性にうどんが食べたくなり、
最近雑誌やらでよく目にする『界音』さんへ行ってみました。



昼の営業はサブみたいなもののようで、
メインは夜の営業。
チキン南蛮のようなしっかり食べれられるものから、
ちょっとした酒の肴まで、
気の利いたアテがずらりと揃っておりました。

もともと町屋だった味わい深い建物をリノベーションし、
イマドキな空気が感じられるお店に。
なんとも落ち着く空間です。
なんでも店の奥では宿泊も受け付けているんだとか。
地元っ子の僕にはなかなか活用する機会がないかもしれませんが、、、
でも観光で来福した人にはすごく喜ばれそうです。

さて、本題に移りましょう。



お昼はハーフの丼がつくセットがお得なようです。
ゴボウ天などスタンダードなものに目が行きましたが、
それよりも隣のお客が食べてたカツ丼が旨そうで、旨そうでw



↑結局こうなりました。

▼こちらがうどんさま


麺は博多のそれと異なり、
手打ちの醍醐味とも言えるもっちり感、シコシコ感が
存分に楽しめます。
やや細めで、表面はちゅるんとみずみずしい。
てろんとした麺をご所望の方にはちょっと合いませんな。
僕はコシのあるうどんも好きなので、
歯で感触を確かめながら、美味しく頂きましたw

スメは醤油、みりんのエッジが立ったメリハリのある味わいです。
濃いめで、甘みがあるので、
はっきりした味が好きな人にはたまらんことでしょう。

ということで、カツ丼の味付けもやや濃い口。
塩っ辛いところまではいかず、
力強くも、人懐っこい感じかな。
ご飯が進む、進む。

このセットが650円。うどんは300円ぐらいから揃っているので、
近隣のサラリーマンたちはウハウハでしょう。


次は一杯引っかけて、
ゴボウのぶっかけでシメてみます!



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『界音』
住所 福岡市博多区須崎町5-9
電話 092-402-9888
営業 11:00〜 15:00、17:30〜22:00LO
休み 日祝
『博多葱一』で食べる癒し系ラーメン


僕が常日頃からお世話になっている九州ウォーカーさん。
事務所から編集部に向かう途中に『博多葱一』さんがあります。
ということでたまに寄らせてもらっています。



かなり昔からお店はあるようで、
昼時ともなれば30席ほど?の店内はサラリーマンたちで埋め尽くされます。
ちょっと時間をずらしてお邪魔するとノンストレスです。

こちらのラーメン、店名に冠されているように、
ネギがたっぷり入っています。
ネギはすっきりとした後味をもたらすとともに、
シャキシャキ感と豚の臭みを抑える働きあり。
豚骨の良いところは残しつつ、ラーメンはさっぱり仕上がります。

▼こちらがラーメンさま


この日の一杯もまさに上記のとおり。
初めて訪れた時からブレはありません。
ラーメンそのものはオーソドックス。
奇をてらうことのない、昔ながらの豚骨ラーメンです。
そんな一杯が時折無性に食べたくなるんですよ。

沁みるねえ〜


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『博多葱一』
福岡市中央区天神4丁目6−31
電話 092-731-5855
営業 11:00〜23:00
休み 日曜・祝日
『豚と節家』で平均値の高い一杯を
遅ればせながら、ようやく行って来ました。



郷家さんが手掛ける『豚と節家』さんです。

オーダーしたのは、

あつ盛りの「つけ麺」!


ではなく、魚介と動物系のWスープ「節ラーメン」!


でもなく、「豚ラーメン」でした。


ん、よく見れば、


ご飯が一杯無料のようです。
熊本の大金豚でもご飯が無料だったなあ。
そんなことを思いだしながら、
ご飯も頂きました。




▼こちらがラーメンさま


スープはややとろみあり。
髄までうま味を出し尽くしたって感じです。
メニューに書かれているように、
下処理がしっかりなされているようで豚骨特有の臭みはなし。



ベースとなる豚骨のコクはしっかり。
インパクトはありながら後口はすっきりしています。
ラードは少なめ。
元ダレには醤油がびしっと効いていました。

麺は細麺です。
ちゅるんとした口当たり。
麺量は110〜120gくらいあったかな。
特に替え玉はなかなか食べ応えがありました。
丼を見て分かるようにスープは少なめ。
替え玉は一回が限度かな?

トッピングには大根のカットしたものが入っていて、
しゃっきりとした食感がアクセントに。
メニューに「博多初」とあります。
たしかに他でのってたことはないですな。

場所柄、僕はなかなか通うことはできませんが、
近くを通った時は寄っても良い優等生な味わい。
そんな感じです。

きっと「節」の方が店のイチオシでしょうから、
今度はそちらを楽しもう。



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『豚と節家』
住所 福岡市中央区高砂2-10-7
電話  092-526-3422
営業 11時〜23時30分
休み 無休
『赤坂十八番』


そういえばずいぶんと前に『赤坂十八番』に出掛けました。
こたらもストック写真よりw

お店は赤坂のサニー近く。
アンダーグラウンドな雰囲気むんむんの地下にあります。
初来店の際は、ちょっと入りにくいかも。

ちゃんぽんが美味いとどこかで聞いたことがあったのですが、
ちゃんぽんよりも皿うどん派なので、
やはり後者を。

▼こちらが皿うどんさま


一言で表現すると、かなりずっしりくる味わい。
鶏ガラ(豚骨もかな?)スープによるものではなく、
脂によるこってり感。
こってり味の皿うどんがお好きな方は一度試す価値アリかも。
僕はどちらかというともう少し脂分はカットし、
塩、醤油の方で味を濃いめにしてもらえると好みかな。

今度はちゃんぽんを食べてみます!


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『赤坂十八番』
住所 福岡市中央区赤坂1-9-1フドウ赤坂ビルB1
営業 11:30〜15:00,17:00〜20:00
休み 日曜、祝日

進化する『博多中華そば まるげん』のつけ麺
  

久しぶりの来店となった『博多中華そば まるげん』さん。
実に1年ぶりです。

以前訪れたのは、ラーメン東へ西への取材でした。

あれからどれほどのラーメン店の暖簾をくぐったことでしょう。
まるげんさんに伺う以前は、
つけ麺自体に馴染みがありませんでした。
取材以後、福岡でもどんどんつけ麺が登場&クローズアップされ、
今ではつけ麺の存在自体、珍しいものではなくなりました。
まさに福岡におけるつけ麺のパイオニアです。

さて、久しぶりの一杯に心を弾ませてドアを開ける。


続きを読む >>
『博多らーめん ばりこて』のストレートな一杯


福岡におけるラーメンの聖地・長浜に、
まだ未食の一杯がありました。
『博多らーめん ばりこて』です。

店名の頭に“帰ってきた”と書かれてあります。
チラシを拝見すると、
なんでも博多生まれの大将が東京で豚骨ラーメンの店を開業。
その支店なんだそう。
しかし、激戦区長浜にオープンしたあたり、
味に自信があるのでしょう。
ずっと気になっていましたが、
なかなか足がのびなかったのですが、
ようやくお邪魔することができました。



店は那の津通り沿いにあります。
さっそく店に入ってみると、先客が2名。
片方の方はラーメンを食べ終えていたようでしたが、
何をするともなくずーっと席に座ってましたw
何か考えごとかな。

10席にも満たないカウンターのみの店内。
麺の茹で加減がはりだされています。
まずはデフォルトで。

▼こちらがラーメンさま


豚骨の香りが嗅覚を刺激します。
スープは直球勝負ですね。
頂いたチラシによると豚骨のみを2日煮込んであるとのこと。
部位に関してはまんべんなく、
いろんなところを入れていそう。
味でいうと比較的あっさりめ。
元ダレは醤油が前面に出ていて、そこそこ濃いめ。
九州特有のやや甘口です。
魚介の風味も見え隠れしていました。

麺は細麺。ストレートです。
替え玉で固麺にしましたが、
固麺のほうがこのスープには合いますね。

長浜の雄・元祖の近隣で一杯500円。
たしかにスタンダードでなかなかの味わいでしたが、
真っ向勝負となると大変そうですね。
この場所で生き残っていければ、
本物でしょうな。


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『博多らーめん ばりこて』
住所 福岡市中央区長浜2-5 港ビル105B
電話 092-716-7850
営業 11:30〜15:00、18:00〜23:00
定休 月曜
超好みです!『冨ちゃんラーメン』


美味い、美味いとは聞いてはいたが、
こんなに美味いとは知らなんだ。

今月号のdancyuで教えたくないラーメン、
という特集が組まれています。

尊敬してやまない「博多 一風堂」河原さんが
『冨ちゃんラーメン』をおすすめされていました。

僕の大好きな店ベスト5に入る「ふくちゃんラーメン」で
長年腕を磨かれた大将が同店営んでいるとのこと。
これは行くしかないでしょう。


ということで、
早速 連休中に行ってきました。



幹線道路でもない市道沿いに店を見つけました。
ふくちゃんラーメンの本店もちょっと入った場所にありますが、
こちらもまさに地元客のための一軒といった面持ちです。

11:30ごろに店に着きました。
が、満席。ウェイティング客もいました。
店内で腰をおろして待つこと約10分。
ようやく席が空き、着席。
デフォルトのラーメンを注文しました。


▼こちらがラーメンさま


まず香りが良い。
立ちのぼる湯気が確実に食欲をかき立てます。
いざ、スープを口へ。

思わずため息がもれるほど、好みの味わい。
豚骨は豚頭だけを使っているとのことですが、
甘く、奥深いエキスが十二分に出ています。
マイルドで人懐っこく、
それでいて無骨で力強い。

スープは2つの釜を駆使して、
新しいスープと前日までのスープを織り交ぜて作るそう。
ほかでも見られる手法ですが、
このバランス感覚が素晴らしいのでしょう。
実に深みのある味わいでした。



麺は細麺です。
デフォルトで丁度良い感じ。
替え玉を固麺にしましたが、
個人的には普通で文句なしでした。

郊外店ゆえに今まで足が向かなかったのですが、
猛反省です。

あー、書きながらまた食べたい衝動が(笑い)


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『冨ちゃんラーメン』
住所 福岡市城南区樋井川6-7-12
電話 092-865-7231
営業 11:30〜22:00
休み 火曜
『鈴木商店』その4



そういえば、今年の初ラーメンは、

▼『鈴木商店』さんの塩そばでした


麺のチュルチュル感がたまらんです。
替え玉もしちゃいました。

うーん、
今年は腹八分を心掛けよう!
と思っていたのに。。。

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