製麺業を営む家庭に生まれ育ったヌードルライター・山田祐一郎が綴る日々の実食レポートです。
「1日1麺」をモットーに、ラーメンやうどんなど幅広い麺々をご紹介しています。
福岡を中心に、九州各地、稀に九州外の一杯も登場!?
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『横綱ラーメン』で切れ味抜群の豚骨醤油!


西区の「横綱ラーメン」へ出かけてきました。
週末ともなると駐車場に入りきれず、
脇道にも車がごったがえすほどの人気ぶり。
ゆっくり食べたい人は時間帯をずらすと良いでしょうね。



店に入るとカウンターと座敷があります。
昔ながらの雰囲気です。

チャーシューメン、ワンタンメンなど、
未食メニューは数ありますが、
初ブログUPなのでデフォルトをオーダー。
ミニサラダ(ラーメンを注文すると自動的について来る)を食べつつ、
待つこと数分。

▼やってきました、ラーメン様


豚骨と鶏ガラを半日煮込んでとった濃厚なダシに、
野菜を加えて作った醤油の元ダレにあわて作る醤油豚骨ラーメン。
唇にとろりとした食感をもたらすスープは、
パンチの効いた味わいながら、後味は驚くほどすっきり。
店主曰く、鶏と豚の脂をブレンドして作るラードが、
やさしい甘み、スープを飲んだ後の切れ味を生み出しているそう。
なるほど、ラードにもこだわりが詰まっているんですね。



麺は自家製です。
温度や湿度によって寝かす時間を微調整するそうで、
おおよそ丸1日寝かせて熟成させています。
細麺のちゅるちゅるとした食感がたまりません。
ラーメン一杯490円。500円アンダーというのも嬉しいですね。
また食べに伺います!


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『横綱ラーメン』
住所 福岡県福岡市西区福重2-2-42
電話 092-891-6292
営業 11:00〜22:00
店休 月曜(祝日の場合翌日)
席数 43席  P10台

『天神一丁目 ラーメン みうら』ですっきり豚骨を


ある晴れた土曜日の昼下がり。
こんな天気の良い日は豚骨ラーメンだ!
と思い、先日じゃらんの取材でお世話になった
『天神一丁目 ラーメン みうら』さんに出掛けました。

店があるのはジュンク堂の並び。
横には有名店・一蘭さんが店を構えています。
週末ということもあり、一蘭を目当てに長蛇の列。
「こっちも美味いのになあ」と思いつつ、
ラーメンの食券を購入して店内へ。

1Fのカウンターに腰を下ろす。
目の前に前来た時にはなかったおにぎりを発見。
食べよう!!!!!!!!!!!



チャーシューがしっかり詰まっていて、
なかなかいける。
こってり濃い口ではないので、
ラーメンのお供にもぴったりです。

▼やってきた、ラーメンさま


のぼりたつ芳醇な豚骨の香りにうっとり。
いやー、良いダシが出ておりました。

こちらの目指す一杯は「コクがありながらも後味はすっきり」。
店主は和食の料理人としてウン十年というキャリアの持ち主です。
コクがありながらも心地よい後味のスープは、
和食の料理人だった時に培った仕事の集大成。
余計な雑味、臭みが残らないよう、
丁寧に下処理(豚骨の血抜きやアク取りなどなど)をしています。

いろんな人に食べて欲しいという思いから
ベーシックな一杯を追求。
「豚骨ラーメンは臭みが・・・」といった一般の女性はもちろん、
違いの分かるツウたちにも評価を得ているようです。

スープは煮詰め続けると濃度が変化するため、
味がぶれないように
新旧のスープをブレンドしている点もうれしい限り。
スープは飲むほどにうま味が増し、
心地よい満足感をもたらしてくれました。

ちなみに1階はカウンターのみ。
2階には↓ご覧のとおりスープを仕込む羽釜がデーンと据えられています。


3階は主に夜に大活躍。
店主の和食の技が冴えわたるアテを肴にお酒が楽しめます。
もちろんラーメンも食べられますよ。

昨年好評だった「替え玉一杯無料サービス」も継続中。
「やめるにやめれず 笑 」という店主の人柄が
一番の魅力かもしれませんね。
ごちそうさまでした!



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『天神一丁目 ラーメン みうら』
住所 福岡市中央区天神1・10・16
電話 092.714.2882
営業 11:00〜15:00、17:00〜23:00(2Fは〜22:00)
   土日祝は11:00〜21:00
休み 無休
完成度がグンとあがった『雷蔵 新宮本店』


随分と前にお邪魔していた『雷蔵』さん。
その後、博多区諸岡に支店を出すなど、
なかなか勢いがある様子。
これはもう一度行かねば!!!!!!!!!!!!!

ということで行ってきました。




特にメニュー展開に広がりなし。
となるとやはりデフォルトにすべきか。

▼こちらがラーメンさま


まず前回に比べ、一口目のインパクトが格段に良い。
スープがこなれてきた、といった感じでしょうか。
濃厚でパンチがあるのですが、
食べ手を包み込むような懐の深さが出たような気がします。
後半きつくなるかなと思ったんですが、
いやいや、最後まで美味しく頂けました。

麺を啜ると、今回は茹で具合が絶妙。
麺のうま味もじっくり感じることができました。
あー、満足!

最近、一蘭が近くにオープンしてますが、
これなら差別化もしっかりなされているので、
お客をどーんと持っていかれることもないでしょう。
今度は諸岡店だけのセットとやらも食べてみるかw


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『雷蔵 新宮本店』
住所 福岡県糟屋郡新宮町原上817-1
電話 092-962-1777
営業 11時〜翌3時まで
店休 水曜日(祝日は翌日)
『竹園』でお値打ち担々麺を食す


『一心軒』が近くにあったら嬉しいなあ」。
担々麺を食べたい時にいつも頭をよぎるこのフレーズ。
最近大名ちんちんさんの比率が高かったのですが、
どこか新店を開拓せねばと常々思っておりました。
そんなこんなで春吉を歩いているときに立ち寄ったのが、
今回の舞台『竹園』さんです。

店内に入るや大衆中華料理店の雰囲気が伝わってきます。
いいですねえ〜、このアットホームな感じ。



その日食べたのは、このセットです。
半担々麺+チャーハンで620円也。
なるほど、安い。

▼こちらが担々麺さま


酸味と辛みのバランスが良く、
万人に愛されそうなタイプかな。
辛みは抑えめで、マイルドなコクが楽しめます。
激うま!と感動を呼び起こすほどではありませんが、
ランチタイムに普段使いするお店としてはかなり重宝がられそうですね。
半分の割にボリュームもなかなかありましたよ。



こちらが半チャーハン。
はらりとほどけるお米がグッド。
さっぱりとした味付けに仕上げてあります。

あー食べた!という満腹度は結構高かったです。


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『竹園』
住所 福岡市中央区渡辺通5−1−19
電話 092-762-8520
営業 11:00〜24:00(LO23:00)
   金土、祝前日〜翌2:00(LO翌1:00)
   ※お得な定食は11:00〜18:00
店休 第3水曜日
『川端どさんこ』皿うどんの秘めたる実力


随分前に伺った『川端どさんこ』さんへ。
決まって贔屓の味噌ラーメンをオーダーするのですが、
カメラマンSさんによれば皿うどんも旨いのだそう。
これは食うしかない。



お邪魔したのは週末、土曜日。
12時前だったこともあり、
店の外までは行列ができてませんでした。
初志貫徹、皿うどんを注文。
と、結構お腹が減っていたので半チャーハンもついでにw

先にやってきたチャーハン。


相変わらず激うま。
火加減ばっちり、濃いめの味付け、完璧です。
これだけでも食べに来る価値ありですな。

▼そうこうしていると、皿うどんさまの登場


けっこう盛りが良いですねえ。
ぱっと見、野菜もたっぷり。
麺はチャンポンと同じものを使っているようです。
見た目から分かるように、
濃厚なスープを麺がたっぷり吸っている模様。
いざ、啜らん!

あー、うまい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
味噌ラーメンもそうですが、
ベースのスープが旨いんだから、
皿うどんも当然旨いはずですよね。
ジューシーな麺というのでしょうか。
うま味をしっかり吸い込んでいます。
野菜の大きさ、炒め具合もベスト。

味噌か、皿か。
また嬉しい葛藤に頭を悩ませそうです。

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『川端どさんこ』
住所 福岡市博多区上川端町4-229
電話 092-271-5255
営業 11:15〜19:55
休み 火曜、第3月曜


『黒田屋』はちゃんぽんも美味い


以前、皿うどんを紹介した『黒田屋』さん。
今回はちゃんぽんをご紹介します。


ちゃんぽんもワンコイン。
生麺を使っているのに、めちゃくちゃ安い。

▼こちらがちゃんぽんさま


ダシが実に効いてます。
先代がお店に立たなくなって久しいのですが、
味わいは以前と変わらず。
具だくさんだし、バランスも良し。
いつもお客さんでいっぱいです。



いやー、ちゃんぽんも美味しかった。
が、やっぱり僕は皿うどん派かな(笑い)
たまには良いですね。

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『黒田屋』
住所/福岡市中央区赤坂1-3-14
電話/092-733-9449
時間/11〜21
定休/日曜
『博多 一風堂 薬院店』で“新”つけ麺を食す
全国の「博多 一風堂」の中でも、
(恐らく今も)薬院店だけで楽しめるつけ麺。
つい先日、このつけ麺が進化したと聞き、
代表・元木とともに『博多 一風堂 薬院店』へ。

まずは↓の画像をご覧あれ。


上に浮かんでいるのは、なんとイカ天!!!!!!!!!
ラーメンが持つジャンク性を大胆、かつ的確に表現してます。
うーん、やられたw
香り、食感、風味が
イカ天が加わることによって見事に際立っていますね。



つけ汁自体も全体的にエッジが効いた味わいに進化。
魚粉によって奥深く、風味豊かに仕上がっております。
沈んで見えませんが、チャーシューや煮卵、
刻んだタマネギも入っていました。
ややとろみがあり、どこか人懐っこさも感じます。



麺は極太麺。もっちり、もちもち。
歯に抗う感じがたまりません。



ちなみに写真は大盛りです。
けっこうお腹いっぱいになりました。





さらにパワーアップした一杯、
ぜひ一度、食べてみてください。


PS.
【じゃらん4月号】P43
福岡市ゾーン「ラーメン&もつ鍋 天神ガイド」
にて、僕が誌面に登場しておりますw
コチラを参照

「店選びから山田さんに全ておまかせします」とおっしゃって頂けたものの、
エリアがかなり限定されているということもあり、
結構頭を悩ませました。
味の良さはもちろん、接客、使いやすさ(営業時間が長いとか)も踏まえ、
濃淡いろんな豚骨ラーメンが楽しんでもらえるように、
真剣に厳選しております。
手にとってご覧頂けると幸いです。

取材を受けて下さったお店様、
この場を借りて心よりお礼を申し上げます。

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『博多 一風堂 薬院店』
住所 福岡市中央区薬院1-10-1
電話 092-725-2022
営業 11:00〜翌2:00
休み なし
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