製麺業を営む家庭に生まれ育ったヌードルライター・山田祐一郎が綴る日々の実食レポートです。
「1日1麺」をモットーに、ラーメンやうどんなど幅広い麺々をご紹介しています。
福岡を中心に、九州各地、稀に九州外の一杯も登場!?
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『みよし食堂』 唯一の専門店で味わう渾身のキムチ味
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天草チャンポンとはなんぞや。
実は長崎、小浜と並ぶ日本3大ちゃんぽんの一つ。
もともと天草大橋が開通する以前は、
天草は長崎との交流が盛んでした。
そのためちゃんぽん文化が広まったという背景があるそうです。
現在、天草エリアの約30店舗で楽しめ、
07年には人気店が並ぶ主要道路を「ちゃんぽん街道」と命名。
そう、天草の麺料理といえば、ちゃんぽんなのです。

さて、30店舗もあるうちに、
どこでチャンポンを食べるべきか。
多いに悩むところです。
なんせ天草は福岡から遠い。
なかなか気軽に通える場所ではありません。

今回ご紹介するのは『みよし食堂』さんです。
僕が取材に伺った当時は「天草ちゃんぽん」を提供する店の中でも
唯一の専門店だったと記憶します。
「専門」って響きが琴線に触れるわけです。


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『四郎ヶ浜ドライブイン』 大盛リストたちのサンクチュアリ


大盛りに美学を持つ人を大盛リストという。
あ、嘘です。造語です。
でもなんかいいですよね、オオモリスト。

さて、大盛り、です。
ついついお腹が減っているとオーダーしてしまう。
博多のラーメンなら替え玉なる便利な仕組みがあります。
食べたい分だけ追加すればいい。
そんな食文化で育ってきましたから、
替え玉が出来ない時、ちょっと悩みます。
すんごい大盛りだったらどうしよう。
とにかく悩みました。
さて、やってきたこのチャンポン。
いやー、びっくり。


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人吉『天琴ラーメン』 食後に分かる店主の実力
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好来さんでも驚かされましたが、
いやいや、負けてませんよ、人吉の『天琴ラーメン』さん。

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もともと駅前の中心地で営業されていましたが、
2009年に移転。
お店は新しくなりましたが、
赤い提灯が昔ながらの風情を残しています。


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天上天下唯我独尊。男は黙って『好来』へ。
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今や全国区の人気店、博多 新風さん。
店主・高田さんが惚れ込み、修行を積んだのがこの『好来』さんです。

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店は人吉にあり。
創業51年という人吉一の老舗。
現在は2代目が切り盛りされています。
とにかくオリジナリティの固まりのようなお店です。
詳しくは後述しておりますので、ぜひご覧あれ。

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『山水亭』 若き大将が表現する熊本ラーメンの新機軸
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創業半世紀。3代目の大将が腕を振るっています。
こむらさきさんやこだいこさんなどの元祖に次ぎ、
熊本ラーメンの中でもかなりの老舗に属します。

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店があるのは下通のアーケード。
新味登場という看板に注目。
今回は比較的新しいメニューとなる「黒味」をご紹介。


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『こだいこ』 3日かけて作るスープが香り高し
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昭和29年に玉名で産声をあげ、3年後に熊本に移転。
熊本ラーメンにおける元祖の一つとして知られています。
お店はレトロな感じで、オシャレな雰囲気。
貫禄とセンスが見事に調和しております。

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臭みがあるということで、
生のニンニクは使っておりません。
女性に優しいですね。

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少なめのラーメンもあります。スナックらーめんは550円。
どこまでも女性に優しい!

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メニューはこちら。うーん。見にくい。
ちなみに、基本となるこだいこらーめんは680円です。

▼おでまし、こだいこらーめんさま
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やや茶褐色のスープはコクがあり、じんわりとうま味が沁みます。
なんでもスープの仕込みに3日かけているそう。
臭みがなく香り豊かです。
ちなみにあっさりとこってりという具合に
脂の増減ができます。こちらはこってり。
自家製の中太麺がもたらすもっちり感もお楽しみの一つ。
アベレージの高い優等生タイプです。
深夜5時まで営業しているため、飲んだ後のシメにも最適ですよ。


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『こだいこ』
熊本県熊本市花畑町3-11 パワーズビル1F
096・325・1800
11時30分〜翌5時
不定

『魁龍 博多本店』 どトンコツが食べたくなったら!
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創業したのは北九州・小倉北区。
ルーツは久留米にあり、
ガツンとくる濃厚な“どトンコツ”スープで知られます。

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ここ博多店では最近、店主・森山日出一さん自ら店に立ち、
気合いの入った一杯を提供しています。


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『中華そば 永楽』 大衆中華の原点、ここにあり。
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東京仕込みの本格の味が手軽に楽しめる。
そう聞くとおのずとテンションがあがります。

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『中華そば 永楽』さんが創業したのは1978年。
僕と同い年!それだけで親近感がわきます。


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『久留米ラーメン 丸八 朝倉店』 その言葉に偽りなし。
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「ラーメン大好き」
この一言にすべてが集約されている。
言い切れる強さ、とでもいいましょうか。


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時間の経過を忘れさせる『来々軒』の一杯
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「そそる」という意味を辞書で調べてみる。
第一に「ある感情や行動を起こさせる」とあった。
僕も今まで「食欲をそそる」という具合に使ってきた。
読み進めてみると「ゆする、揺り動かす」とある。

『来々軒』のラーメンは僕の感情を揺さぶる一杯でした。

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九州道・宮若インターから飯塚方面にしばらく走り、
若宮の中心に向かう。
昔ながらの看板と、真っ赤な暖簾のコントラスト。
外からまるで中の様子が分からない。
それでも足を踏み入れるべし。



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